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09年11月定例「まちづくりひろば」のご案内

09年11月定例「まちづくりひろば」のご案内
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(事務局長) ありむら潜

ご案内が遅れていて、すみません。
わかっていることをとりあえず、報告しておきます。
11月は予定どおり、第2火曜日の11月10日(火)午後6:30から西成市民館で開催します。
テーマは「ベーシック・インカム論議と釜ヶ崎 ~その向こうに何が見えるか~」(仮タイトル)です。
ゲストスピーカーは鈴木亘(すずき わたる)・学習院大学教授(公共経済学)にお願いして、快諾を受けています。

釜ヶ崎は今、求人激減の中で老いも若きも生活保護に廻り、それが認められ、「ベーシック・インカム」ならぬ「ベーシック・インカマ」状態が急
激に進行しています。
そもそも、最近しばしば耳目にする「ベーシック・インカム」とはどんな考え方なのか。
どこまで現実的であり、どれくらい非現実的なのか。
しかし、釜ヶ崎やホームレス支援の世界、非正規雇用等の「貧困と格差」社会の現実に照らせば、
この議論はどんな意義があり、どんな限界や問題点があるのでしょうか。

鈴木亘先生にはすでに2004年にも私たちからお願いをして(当時阪大大学院助教授でした)、
「(増え続ける)生活保護受給者が地域経済にもたらす経済効果シュミレーション」をプロジェクトチームでやっていただきました。
結果は「大阪市にとってムダな公共工事やヘタな減税政策よりも経済効果大。ただし、あいりん地域に満遍なくおカネを落とすには課題もあり」
というもので、おおいに話題になりました。
当時の厚生省設置の専門家委員会でも資料として採用されました。
その鈴木先生に、再びご登場いただき、縦横に語っていただきます。

と、勝手に描いたのは私です。お許しください。
でも、きっとそれに近いものになるでしょう。
多忙な先生を追いかけ、現在交渉中です。
みなさまにはとりあえず日程を確保され、ぜひともご参加ください。
正式には追って、ご案内します。

by books131 | 2009-10-22 12:43 | イベント転載