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大地の芸術祭と雷

今日も作品巡りの旅
限界集落の空き家
アーティストがはいって そこに暮らす人や
記憶に交差して 作品がうまれている

空き家に 人がもどってくることが
すごく大事なんだろうなあ

もちろん 住むのが いちばんいいのだろう が
一年の3分の一 雪に閉ざされるという
きびしい生活だとおもう

たわわに実る稲穂
しかし 昭和40年代の減反政策が 農家の衰退に拍車をかけたそうだ

廃校
空き家
耕されない田んぼ

そこに アートがやってきて
2000回をこえる説明会をして
3年に一回のトリエンナーレがはじまる
前回は 35万人がこの芸術祭のためにやってきた
4回目の今回はもっと多いだろう

反対していた地域の人たちが
積極的に関わるようになって
勝手芸術祭も開催されているのだとか

ともかく こんなくねくね道を
芸術祭がなかったら 行くことないわな

うつくしい山や棚田をながめ
きびしい冬を生き抜く家屋のたたずまいや
花いっぱいの夏の庭をみながら
考える

ばくぜんとなんだけどね

自然と生きること
人と生きること


明日は東京へ移動

by books131 | 2009-09-04 20:54