今日もあわただしく/種男基金の第二号採択される
雨がとつぜん降ったり
晴れてみたり
むしむしとした釜ヶ崎は
いろんなにおいがする
お昼ご飯をすませると
むすびの紙芝居の絵を手伝いにいく
絵はいろんな人がかくので
いちまいいちまい かなり違う
主人公のねこちゃん 顔もスタイルもずいぶん違うんだけど
これも 味わい、、よね
*
もどって スタッフやボランティアに来てくれた人たちと
夏祭の準備が進行するなか
わたしは 月末締め切りの助成金の申請書類を書いている
この数日しか 時間がないことを
手帳をみて気づいたのだった
やばいよな
このところ 経営について シビアに考え始めたので
やっぱりここは 仕事をしないとな とおもったの
人とお金のバランスがとれたら いい と
ずっと思ってきて ずっと実現できなかった
うちは 基本は 生活保護よりお給料安いからなあ
これを脱却するには
儲けて 自律的なスタッフを増やす
スタッフ個人がきちんと仕事をつくり 事業を実施する
と同時に 管理するスタッフが要る
そのバランスが最悪に悪いまま 一年半がすぎ
でも それでも たのしく仕事してきたが
カマメ!という もう一店舗増えたことで
仕事と支出が増えているのに
お金のほうは なんだか停滞ぎみなのだ
*
助成金制度は どうにかならんのかなあ
なんで 半分しか助成しないんだろう
あんたのやりたいことを半分助けたる という姿勢なんだろうな
でも その半分を負担したら
借金することになるやん
借金しないよう 自己負担の数字をみながら
電卓をたたく ため息が出る
でもさ
そんなんで持続可能な文化活動なんて
できるわけないやん
公務員発想でNPOとつきあうのは やめてほしいもんだ
*
アサヒビールの加藤種男さんから 電話がかかってきて
種男基金の第二号に ココルームを採択してくれる という
うほっほほっと 笑う 種男ちゃんが
応援してくれている というのは心強い
だが しかし
現場のスタッフは 種男ちゃんが誰かわかんない
もっともっと地面にへばりついていて
毎日のように喧嘩したり 依存されたり 泣いたり笑ったりしてる
地域の人たちと 丁々発止していることがリアルなんだよなあ
*
今日は 福井からきた 就職に悩める大学4回生の女の子
神戸から手伝いにきてくれた学生さん
浪速区から 手伝いの若者
最近 よく来てくれる須磨からの親子が
まつりのために手伝いにきてくれた
いろんな人が いれかわりたちかわり
梅干しや海苔がとどけられる
海苔は足りそうなんだけど
梅干し 900個必要だからなあ まだ足りないかなあ
*
体調がわるく この夏がおもいやられる
そういう夏もあるとおもうから いいんだけどね
by books131 | 2009-08-11 19:49