人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フィジー ツバル 西表島 釜ヶ崎

昨日 龍谷大学でおこなわれた 民際学の研究会では
3つの話題提供者がいて 1時から6時まで過ごした

フィジー ツバル 
西表島 
釜ヶ崎

上2つは 圧倒的な自然 伝統があり あおい海が美しい
最後の釜ヶ崎が 現代社会の灰色なかんじで 

釜ヶ崎での取り組みをはなした
こうやって 話せる機会をいただくことのありがたさ と
取り組みの難しさを実感する

西表から 石垣さんがいらしゃって
年にいちどの祭りの映像をみせてくださった
一年をつうじての行事の話など

うっとりとするほど それは 
たのもしい営みなのだった

西表島は 神々とともに生きている

そこに リゾート開発(ニラカナイ)がはいり
もっとも重要なビーチが開発されてしまう
裁判では 環境の問題は先例がないため敗訴となる

たしか いまも新たな開発計画があったのでは

フィジー ツバルの話もおもしろかった

貨幣経済のなかった美しい島にも 資本主義がはいり
これまでなかった 缶ビールや冷蔵庫 ビニールなどなどが輸入され
便利になるが
ゴミを処理することができない
(焼却炉をつくることができない)

すると 穴をほって 埋める というのが現実となる

珊瑚の島が ゴミのうえにあることになる?

西表島もまた ゴミの課題があるという

地産地消していた時代にはなかった問題

フィジーにしても ツバルにしても 西表にしても
そういった資本主義をもちこむのは つねに外部の者のようだ

グローバリゼーションは 人々の行き来をうみ
市場を増やしてきた

便利さとひきかえに 

便利になったら あともどりできない

でも ブータンの例をおもいだす

渡り鳥が飛翔する湖のある村が
電線をひくかどうか はなしあい 
(鳥が電線にひっかかるのね)
鳥がやってくることを 村の合意で(こどもたちの意見も)えらぶ
だから 電気のない暮らしをつづけている

賢く生きる方法を選ぶことを
人間はできるはずだ


今日は 快晴の日曜日

まずは 部屋で
原稿を書こうと マシンをたちあげてみた

by books131 | 2009-07-12 12:46