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年の瀬おしせまって、冷え込んで、孤独な、そして、また年あけていく

先日 釜ヶ崎の三角公園で
野宿をしている人の孤独死があった ということをきく

昨夜おそく ココルームのそばの路地で
若者が野宿していたらしく
毛布あまってないか と ききにきたお客さんもいた

あいにく 毛布は夜回りで配られてしまい
てもとになかった

こんなに冷えこんで

一晩で体力をうしなうことだろう と
思われる しかし なにができるわけでもなく

昨夜は 酔っぱらった常連の 相手と
ドヤの門限をすぎて 26時に再び入れるから それまで というお客さんと

スタッフみんなを帰して
だらだらと話をきいていた

ほんとうは 原稿の〆切があって
考え事をしながら 聞いていた
「新自由主義とアート」がテーマ
どう書くよ 

酔っぱらいながら 語られているのは
70年代からの釜ヶ崎の歴史で 
それは 新自由主義とか どうのっていうレベル
ではなく もっとドメスティックで
そして 生き死に関わる
権力との闘いで

でも どこかで 
釜ヶ崎と 新自由主義がつながっていくような
気がして ぢっと 聞いてた

嗅ぎ取ったのは 
どうしようもない 孤独だったが

時代は どう動くか

派遣や期間労働者の失業の問題が
世間のニュースとなって
それは 視聴率がかせげるから であって
結局 新自由主義に回収されていってるような気がして

隠すよりは ひらいていったほうがいいから
いいんだけど


今日は 警察にいって 免許の更新
盗難届をだして 夕方ココルームに出勤

初雪か みぞれまじる釜ヶ崎をあるく

せつない

せつないなんて 言ってられる 悠長な場合じゃないんだろうが


夕方から 路上野菜販売

きもちのいい青い葉を茂らせた大根たちが販売されている

by books131 | 2008-12-26 19:51