東京のホテルの9Fで すこし窓をあけて街の音を聴く

金曜の夜8時の新幹線は満席
パソコンをひらいて 仕事をしたい欲求にかられるが
わざとトランクに閉まったので あけることができない

目をつむって 考え事をする 
2時間半も考える事はあるのかどうか
いつのまにか眠っていて 帯のなかの
ケータイが鳴って デッキに移動する

母親からの電話で 親類のSさんが 
もうながくない ということを知らされる

幼いころに かわいがってもらった
よく気をつかってくれた優しいひとだ

あと三日ほどだという

三日後 わたしは 西巣鴨の仕事をおえて
大阪へもどる そしてまた 仕事をして
部屋に帰り すこし猫とあそんで 寝て
また 仕事して と つづく日常がかるく予想されて

三日後がない としたら

ほんとに荷物の整理をしたほうがいいな
要らないものは処分して
かたづけて
かきためた詩と文章をなんとか 整理しておきたい

そう 死ぬまで この仕事をして
たんたんと仕事して このまま死にたいわ

知らない街の いろんな音が
たえることのない夜に ふと思う
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by books131 | 2008-11-15 00:51