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都市は誰がつくるのか

大阪市は 創造都市
神戸市は デザイン都市
京都市は 創世都市

それぞれの行政の 都市計画をつくっている人と 文化担当がやってきて
お話をする 主催は大阪市立大学 都市研究プラザ

ココルームの仕事をわたわた輪転機まわしたり
書類を郵便局にいって発送したりと 雑務におわれて 1時間遅刻して
あったかいその部屋に入った

観客は全国からやってきているようだ

3都市からのお話があり 質疑応答にはいると
「1000年の計画はないのか 
人材が東京に流出してるとか言ってるけど もっと肝心のビジョンはないのか」
そんな意見がだされたりする

いまの社会で とくに都市の問題に携わる仕事をしていて
長期のビジョンをもってる大人などいるのかしら

仕事のできるひとのところには仕事が集中して 疲弊しているし
あるいは コンプライアンスだとかいって 領域をせばめているようにみえ
しっかりと思索をめぐらすにも 閉じた人間関係のなかでは なかなかそうもいかないんではないか

けれど 都市をつくっていくのは 行政だけではなく
大学や 企業や NPOや そのまちに働きに来てる人や 住んでる人や 
もっといえば 同時代を生きている人たちみんなで つくっていくもんや とおもう

そんなことを考えてみても
どこから どのように なにを していったらいいのか 見当もつかない
まいにち 自分の信じる仕事をこつこつ つづけるしかないね


3月27日・28日に 
わたしの所属するアート&アクセス研究会のシンポジウムがある
大阪市立大学の高原記念館で

ところが 28日に大阪市の委託事業の報告会があって
発表にいかなくちゃならない 
お断りしたのだが
ココルームの誰かに発表にきてもらわないと困る といわれた

研究会のほうも あなたはいなければならない といわれた
(わたしがコーディネイトしたイルコモンズさんのワークショップの時間なのだ)
さて 困った 
誰もいないのだもの

えっと 理事にたのむか
アルバイトをやとって 代わりに報告してもらうか

まだ先のことではあるけれど なんとかしないとね

このところ ほんとに からだがふたつほしい
けれど ひとりなんだな
都市の 代わりの都市がないように

そのまち そのまち 固有のあり方がほんとはあるはずで
まちはもっと 行き来して
ネットワークをもったほうが もっと そのまちの個性がみえてくるとおもうの
都市間ネットワーク ということばが 聞こえるようになったけど
ほんまに そうおもう

わたしも ネットワーク化しよう
そうすれば わたしの代わりを願うのではなく
その人も いかされ
わたしをもっと いかしてくれる環境ができるはずだろうから 

by books131 | 2008-02-16 00:49