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アーツカウンシル  そして  明日の地図よ  

昨夜のアーツカウンシル公開講座
「ほんまのところ、どやねん?」 というサブタイトル
サントリーミュージアムの 植木さんがおはなししてくださった

イギリスの 戦時中からはじまった という歴史を
ひもときながら 現代にいたる

しかし わたしがショックだったのは
「アーツカウンシルって 国レベルのもんなんね」ということ

これまで 勉強してきていたのに
なぜか そこに着目していなかったのだ

そして イギリスでは アート関係者の ユニオン(組合)があり
労働環境として アーツカウンシルも組み込まれたかたちで存在し
だから 人材は育つ というのだ

ひゃー 日本の 大阪の とは えらい違うな

「連帯」というものが わたしたちのまわりには無いもんな



今日は 昼前から 阿倍野区民センターにでかけて

こちら主催の ワークショップ「明日の地図よ」

近所の小学生なども来てくれて
みんなで 大きな一枚の地図をつくった

みんな裸足になって

3時間あまり いっしんに描いた
阿倍野周辺を想定していた

天王寺動物園や大阪城なども書き込まれたが
河口がひろがり 海がひろがり 草原ができて
おおきな野球場があって  環状線の線路はのびて、、、
おおきな木が一本はえて
阿倍野は 空色と みどり豊かなまちになった

ワークショップは 7/7 七夕の日にも行う 13:00から
年齢制限解除したので 誰でも どうぞ!! (無料)


おわって ひさしぶりに
阿倍野の 喫茶店「力雀」に行った

すずめさんは また交通事故におあいになったそうで
かける言葉もない

ひとり(みみちゃんという猫の相棒もいる)で生きていく女性の
強さと しんどさと たくましさを かいまみる

ちいさなカウンターで
何千人という人間が ここでひととき時間を過ごしてきた
すずめさんは カメラをむけ 写真をとる
自分で現像し 紙焼きをして ふたたび来る客人に
写真を渡す
「一生 ここで コーヒーいれっつづけるんか」と 30年前に 客にいわれ
それから ここで遊べること やれること として
ひとりづつ 客を カメラにおさめはじめたそうだ

カメラをむけられ リアルな自分がそこに 映し出されることに
抵抗を覚えたひとは もう二度と姿をみせない という

「お客は減るけどね」と 雀さんはいう

生きる というのは そういうことだと思う
選ぶこと なんだと思う

一生コーヒーをいれつづける だけではない生き方のために
カメラをもつ人

そんな話をききながら
猫のみみちゃんの耳をなぜる

ココルームにもどると
ライブで大忙し

皿洗いを手伝っていると
市民会議の会議がはじまっていることを思い出し
あわてて 会議場へ

それから 23:00ちかくまで
市民会議 その周辺のはなしをきく

主体性の問題 やな 今日は



明日は 就労支援の日
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by books131 | 2007-07-01 00:46