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いま わたしたちに欠けているのは 連帯だ として

フリーターズフリーを 眠る前にすこしづつ読んでいる
すごく おもしろい

高度経済成長を背景に働きまくる大人たちのもとで
こどもとして教育をうけてきたわたしたちは
お金 に
こころを奪われてきて
なにものにもまさるモノだと思いこんできた

お金がないとね はじまらないのよね

と 非営利法人NPOであろうと
アーティストであろうと
お金の意識を高く持たないと 笑われるのだ

ジェンダーの問題にしても
これは お金と権力をほしがる人たちが生み出した
勝手な考えなんではないか とさえ 思える

まあ なってしまったものは 仕方ないので
そこから 考えるしかないよね

フリーターの問題が大きく扱われるようになったのは
大卒男性の就職難から フリーターが増えて それで
表面化してからの話だというのだ

それまでは 高卒の人たちのフリーター問題
その前は 主婦のパート労働など
問題はあったのに 明るみにでなかった

経済の仕組みのなかで 
いす取りゲームが起こっている

誰かに いす は ない

ずっと いすに座り続けている人もいれば
はじきだされる人もいる

いすに座れないのは 自分のせいだと
思ってしまう

じゃあ どうするか

考えて 話してみる
あるいは 考えをまとめて発表する
そのためには 他者が必要なのに わたしたちはその他者の多くに
であえていないような気がする

そんなことを つらつら思って眠った

今夜は ウイングフィールドで 桃園会の芝居をみた

昭和初期くらいの設定だった
忠実に 岸田の戯曲を演出しているのだろうけれど
古き良き日本 だけではなく
かいま見える いまの日本の姿

いい芝居だな と思った

by books131 | 2007-06-16 00:41