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福井→金沢→七尾の旅

9月のしっぽに サンバーバードに乗って 
北陸を旅した

ワークショップ2回
朗読を3回

ホテルで2泊 お寺で一泊
知らない商店街を歩いたり
七尾の 港のあたりを散歩したり
話したかった人たちと わいわい話して

のんびりと でも やるときはやって
緩急のある 3泊4日の出張

前日 結局おそくまで ココルームで仕事して
帰って 着物を選んだり 準備をして
3時間程 眠って サンダーバードに乗り込み
すぐに眠りこけ 目が覚めると福井だった

福井では 大きなNPOに呼ばれて 駅前再開発にからめた
アートイベントの1コマとして ワークショップと朗読をした

ワークショップ参加者が 3名!
なんと!

3名の参加というのが わたしの力不足なのか
(わたしが 谷川俊太郎並みに人気があれば
こんなことにはならないだろう)
宣伝不足なのかな 
ミスマッチだったのだろうか
なんとも 難しい気持がして
自分や誰かを責めようとは ちっとも思わない というきもちに
目をつけて
複雑な気持を さっさときりかえることにした

スタッフが詫びてくれるのだが それが事実なのだから

受け付け回りにいるスタッフたちに強制参加をうながす

スタッフの家族まで かりだされてきてくれて
最後は 11名にまで 増えて なんとか格好がついた

昼ご飯は参加者のみなさんと一緒にいただくことになった 
連れて行ってもらった店は おしゃれなカフェで カレーしかなくて ショック
フランスパンを食べる

ワークショップは 和やかで 集中力のあるもので
おじいさんや 若いスタッフ
詩が好きな女性たち
活発な女性 市会議員など 個性豊か
どの詩も すてきで やってよかったなあ 

そのあと 参加者の女性に おねがいして
彼女のおすすめのお店に連れていってもらい
ご飯をたべた
新鮮な魚とか
美味しかった うん 旅してる感じ

そのあと 別プログラムで 東京から来ていた劇団の
レクレーション型演劇を鑑賞 

いっしょに フォークダンスを踊ったりして 楽しむ

そして もともとワークショップに参加したかったけど
仕事で無理だったという 初代ドリンク嬢さんと おちあい
旦那さんと 三人でおしゃべり

初見であったが いろんなことを話題に お話が弾んで
うれしかった

ホテルにもどって さっさと就寝

朝ご飯をもりもり食べて 偶然いっしょになった 東京の劇団員さんたちと
福井駅の近くの 庭園にあそびにでかけた

ひとり はやめに駅にもどり
金沢にむかう
なにをおもったのか 普通列車にのりこみ
2時間半ほどかけて ゆっくり金沢にむかった

直角のかたい椅子
なつかしい電車の感じも ほんのすこし楽しんだだけで
また ぐっすり眠って 気がついたら 金沢だった

バスにのって 兼六園そばの 金沢文芸館
スタッフさんが 東の茶屋町に連れて行ってくれた
小雨がふりだした まちは 絵のように美しい

こんどは オムライスのお店にはいって 遅い昼ご飯
(ふだん カレーやオムライスは どちらかというと 避ける傾向にあるなか
なかなか 不思議な感じである)

ディレクターの女性に 促され
お茶屋で 優雅なお茶をして 現場にもどる

40〜50名の参加
ポエトリーカフェが ある一定の評価をうけているのが伺える

オープンマイク30分
ワークショップ 朗読と 合計 2時間半程のプログラムは
熱気をおびた
若者 中高年の参加がいりまじる
金沢で これだけ 詩の朗読が盛んなのは ひじょうに興味深い

おわってから 近江町市場の メロメロポッチへ
生ジュースをいただく
ひさしぶりにマスター熊野さんにあい 話が弾む

トンガに2年いって 帰ってきたばかりのスタッフさんがいたり
電気をひいてない暮らしをしているスタッフさんがいたりして おもしろい

話題は 現代社会のいろんな問題について

この店も 再開発で 立ち退きになるやもしれん ということで
お互い展開がよめないよね と苦笑い

けど この頼もしいスタッフたちなら だいじょうぶ

深夜 ホテルにもどった
天然温泉付きというのに もう 温泉は終了時間をこえていた

翌日も ホテルの朝ご飯をもりもり
メロメロであったお客さんが 七尾までドライブがてら連れて行ってくれるというので
待っていたら その人が トラブって 結局3時間 ホテルで ぼーーーと 待つことに

もってきていた テクナットハンの本を読み
新聞を2誌読み
10/3の ライファーズ上映会の動員電話攻撃をしかけた

七尾に到着すると うどんを食べにいって
ちかくを散歩する

和ろうそく屋
つくり醤油屋
港の周り

再開発されていくこの地域は どこへ向かおうとしているのか
福井もそうだし 金沢だって 大阪も おなじだ
どこへ向かおうとしているんか なにやら はっきりしない感じがする

そのなかで 一生懸命がんばっている人々がいる

ぽえ寺では 灯りをけして ろうそくの光のなかで
時間をすごす

オープンマイク3人
わたしは 自己紹介をして 詩を朗読する

ゆったりと しずかな時間は
平和で あたたかい

おわってから 残っていけるお客さんたちと
わいわいと いろんな話をする
能登島からきてくれた ガラス工房のおねえさんたち
まちづくりにかかわるケーキ屋さん

お風呂をいただいて 蒲団にはいったのは 27:00

次の日 またまた のんびりお寺で過ごす
昼に 七尾から サンダーバードに乗り込み 3時間半で大阪につく

大阪が近づくにつれ 気分が悪くなってきて
長い出張から帰る時に いつもなる症状だ

大阪駅から 難波へ
すぐに打ち合せにむかう

その後 いそいで 應典院へ
「ライファーズ」上映会とトークは わたしが見たい!から 企画してもらったようなもんで
その場にたちあうことは 奇跡のような気がした

ものすごく考えさせられる映画で
そのあとの 監督やゲストのトークで またまた 深まっていく

その後 打ち上げ
その頃には 吐き気までしてきて
胃薬をのむ

大阪になじむには あと1日くらい必要だろう

ココルームにもどって スタッフにすこし留守中の話をきき
雑用を片付け 帰宅

今日の夜は ブックスアーカイブス



 

by books131 | 2006-10-04 15:19