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横浜→東京→谷川俊太郎→代々木公園ブルーシート村

数日大阪を離れて 旅気分だった

横浜で 物件の下見
赤煉瓦倉庫で「横浜ダンス」をみた
ふだん ダンスボックスで よいダンスをみているせいか
物足りない感じがした けど
ともかく 装置としての 横浜がすごいな

赤煉瓦倉庫もとっても お金がかかっていて
しっかり観光スポットとして 成立している

中華街でご飯をたべて カフェでお茶をのみ
連日 頭痛がひどいので タイ古式マッサージをみつけて入った

翌朝 ホテルを1時間延長して もうすこし眠り
雨のなかでかけた 
紅茶とスコーンを軽く食べて 神奈川県立博物館で過ごす

石器時代 縄文時代 弥生時代 武家社会 ペリー来航 港が栄え そして 戦争
戦後
ひとりで 館内をゆっくり歩く
そのあと ライブラリーで 女性シリーズの本をみつけて
1時間ほどかけて 頁をめくった

腰をあげて みなとみらい線で 渋谷へむかう 大雨のなか

宮下公園前の クロコダイルで
谷川俊太郎さんをむかえて 「俊読」である
わたしは 持ち時間10分きっかりで 谷川さんの 「散文」より抜粋した文章を朗読
谷川さんが そのセレクトをとても 褒めてくださって うれしい
イベントは 120人のお客さんの 谷川さんへの愛とあこがれと感謝の気持でいっぱい
この国のこどもたちは 谷川さんのことばで育ったもんな と やっぱり思う

雨があがって こじんまり打ち上げ
渋谷のホテルにもどって 眠る
橘さんは いまごろ 代々木公園かな と思いながら

本日昼に 代々木公園へでかける
昨日 友達になったかおりちゃんも来てくれた
公園で暮らす人 暮らしていた人(行政の指導の マンション移行計画実施中)
お友達たちが 三々五々集まってきて 朗読会がはじまる
七輪でお茶をわかして

昨晩から 泊まっている 橘さんの朗読は 木々 と 人々 のあいだを渡っていった

なかなか 帰る気もちにならないわたしは もうすこしもうすこしと
椅子からたちあがらない
昼間はあったかかったけど 夕方になるにつれて 寒いし
なにかを話したい とかいうわけじゃなく
この静かな樹木のしたに 身をおいておきたかったのだ

焚き火で みさこさんが お雑煮をつくってくれた
いただいてから 立ち上がった 18:10
そろそろ 仕事にもどろう

大阪についたのは 22:30すぎ
ココルームにもどり メールチェックして いそぎの仕事を片付ける
 
明日は 会議とか NHKの取材とか ブックスアーカイブスとか
あさっては 神戸大の研究会で話をする
しあさっては NHKの取材と 神戸のキャップハウスで 焚き火をかこむような 気軽な朗読会

by books131 | 2006-01-16 00:52