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深夜の戎さん 笹だけ

昨夜は ずっと原稿書きと ぽえ犬通信の原稿チェックなどをしていて
26:00すぎ へろへろしながら 昨年もらった えびっさんの笹を返しに行った

今年の気分は 
大量生産大量消費から つぎの社会へのすすみかた とか
労働について考え ワークシェアリングしようよ とか
自立支援法のこともあるから 障害を持つ人との暮らし方とか
ジェンダーや 教育や 医療についても 思うことあり
わたしの商売がうまくいかなくなったら 先は野宿か 生活保護か 
現状の 資本主義に従順に生きてたくないわ
自分のおもうところの人生を生きていきたいわ などと おもうので
えびっさんで 商売繁盛をお願いする気になれない

2時をすぎても きんぴかの照明と
あまいカステラのにおいなどがして 祭り気分全開で
道には たくさんのゴミが落ちている
そんな参道を歩いていると 
ますます 自分だけが頑固者のような気がしてきて
来なきゃよかった と思うのだ

えびっさんには 
「一人一人が自分の大切な価値をみつけて
価値と 生活と 生産と 消費と 労働と 人生が うまい具合におり混ざる社会になりますように」と
お願いした

笹だけ もらって 飾り物は買わなかった
「自分で つくるの」

クリスマスツリーか 七夕か
えびっさんの笹を 勘違いすることにした

お店を閉めたふうな人たちが 深夜のきんぴかの光のなかを
歩いていく 
それは 毎日の仕事を終え また 明日も店を開ける人たちの
ちょっとした 1年に いちどの 非日常な歩き方

車で送ってくれる という スタッフの申し出を断って
歩いて帰ることにした
スーパー玉出で 買い物をしようとしたとき
通天閣の下で 立っている ゲイバーのママにばったり出逢い
「まあまあ こんばんわ」と 挨拶をした
セットアップした髪に 毛皮のコート
玉出の安売りポップと 奇妙な色具合が おかしかった
 


今日は 昼から 肢体障害の人たちと 詩のワークショップをして
ぽえ犬通信の原稿チェックして 取材依頼の調整をして
雑務ないちにち

by books131 | 2006-01-10 18:13