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府庁と 腰痛  奥歯

今日は 昼から 大阪府庁で 読歩ツアー
さむい府庁玄関から始まり 多様な人たちが歩くと スローになる
視覚障害の人 聴覚障害の人 腰痛いわたし
触ったり 筆談したり  ゆっくり歩く
この事業の多層な構造がうかびあがり とても面白かった
筆談した ひらおかさんの笑顔が印象的だ

帰って フェスゲの4NPOの新年会
ときどき ココルームに戻って雑務をして
外に逃げ出した猫をさがしにいって つかまえて
あいたたた、、、やっぱり 病院にいこう と強くおもう

冬の カレイドスコープのことで ほんのすこし
甲斐さんと はなしをした

事例のない何かを はじめようとしたとき
既存の考え方が 通用しないってことを
やってない人は 想像できないらしい

そのために 
行われているそのことが 何を乗り越えて
人々をつなぎ
どんな奇跡をおこしているのか 考察もせずに
「アレができていない」
「コレがたりない」 
「配慮がかけている」 と 外野は言う
関わっているけど 責任をとる気のない内野でさえ そう言う

自分でやってみたら わかるよ と 言いたくなるのを こらえて
先駆者は 奥歯を噛む

今回の カレイドスコープは わたしにとっては
「持ち込まれたもの」として はじまったけれど
でも その価値 や 
目標として 可能性として なにを希望としているのか については
自分なりに 腑に落ちるとこまで 身体感覚として持ち得て 行った

いたらなかった点は 多々あった と反省する
そして 可能性はまだある と確信するくらいに
この試みは はじまったばかりなのだと思っている

種子をうえて 数時間後に まだ芽がでてこん と
地面をほじくりだしても 若芽は はえてこないよ

by books131 | 2006-01-06 23:36