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「はじまりの記憶」 を読む

市場の倫理 統治の倫理を読むまで
ほかの本を読む事はないだろうと 思っとたのに
「はじまりの記憶」柳田邦男 伊勢英子 を読んでいる

柳田さんの文章を ちゃんと読むのは はじめてなのだが
彼の論説には 前から共感していたので
いまさらながら ちゃんと読んでないことが 残念だし
もうしわけない気がする

文章の運びが ひじょうにポエティックである
エッセイだからだろうけれど
とても よみやすい
柳田少年の姿が よくわかり
その目線で 見ているものが 見えてくるような

原風景のはなしは
昨日 訪れた ギャラリーそわかの 催し
大倉二郎さんという作家の「ジョンケージについて」の会のなかでも
言及されていた

それぞれに それぞれの原風景があって
願わくば それが うつくしく 優しいものであってほしいと 思う

by books131 | 2004-04-25 22:55