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大江能楽堂

京都の 押小路柳馬場東入るの
大江能楽堂の雰囲気がとても おもしろかった
行ったこともないのに 懐かしい場所

木の光具合
しん と冷える廊下
時間が座りつづけた桟敷席

演目は 外国人と狂言というのが
まざったら こうなるのね と いう内容

弱肉強食

不条理だとかなんだか というのが
チラシのコピーにあった

不条理の腑におちなさよりも 
人間の淵 のようなものを感じたには
そぎおとした 構成と 
狂言に根ざす精神のせいか

観客は どうみても大学生 といった若い人が多くて 吃驚
茂山家の若い衆が 若者に人気なのかな

客入りの音楽は 
ジャズファンクみたいなので
場所のしつらえとの ミスマッチ具合が
かなり かっこよかった

終わって 能楽堂をでると
雨はやんでいて
歩いて四条へ出る
なんとなく景気悪い空気が漂っていて
どこも 大変ね と思う

久しぶりに
さくらいさんに電話をして 夕ご飯
ゴルゴンゾーラのニョッキ

まだ からだのどこかに
木のにおいがしていた

by books131 | 2004-12-21 11:17