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放射能から逃れて-子どもの安全が第一

放射能から逃れて-子どもの安全が第一

日時:2011年10月1日(土)午後2時~4時
場所:山王こどもセンター(地図別添)
大阪市西成区山王2-5-4 TEL 06-6633-8415
(JR・南海新今宮、地下鉄動物園前駅2番出口下車)
講師:中津川勇志(仙台からの自主避難者)

3月11日の大震災は、被災地はもちろん、日本中に大きな悲しみと苦悩をもた
らしました。とりわけ、東京電力福島第一原子力発電所からの放射能漏れの問題
は、今このときのみならず、途方もなく長い間地球全体に影響を与え続けます。
とくに問題は子どもたちです。
 今回、お話していただく中津川さんは、震災当時、仙台で小さな二人の子ども
を育てながら働いておられたシングルファーザーです。中津川さんがどのような
思いで仙台から避難してこられたか、今どんなことを考えておられるのか、当事
者の言葉から学んでいきたいと思います。

仙台から大阪へ『自主避難』した私
中津川 勇志(27歳)
私は、3歳の娘と1歳の息子がいる、シングルファザーです。
原発から92キロ離れた宮城県仙台市で東北大震災に遭いました。
自主避難し、大阪市で生活保護を申請しながら、求職活動をしています。

震災当時、津波被害はないもののライフライン全停止で部屋めちゃくちゃ。仕事
はありましたが、地震から4日後の15日に友人から避難を誘われ、悩みました。
「5年後、10年後もし子どもが甲状腺ガンになったら、親として子どもに言い
訳ができない。」と決断。

移動を重ねて、友人の友人のさらに…つまり初対面でしたが、その方に離れに落
ち着き、就職活動を始めました。避難勧告地域ではないから原発被災者扱いでき
ないと言われましたが、見舞金(10万円)支給、一時保育基本料金免除、医療費
無料の公的支援を得ました。

この移動中に私は前職を失い、途方に暮れ、自殺を考えました。しかし、関西の
方は阪神淡路大震災の経験から良心的に支援してくれる方が多く、励ましの言葉
が生きる支えになりました。言葉だけでなく物品支援も個人的にたくさん頂きま
した。今度は私も避難したひとりとして、相談にのります。原発や放射能、余震
で不安で眠れない方は、ぜひとも選択肢の一つとして考えてみてください。


当日連絡先:090-8795-9499(野宿者ネットワーク)
主催:生活保護切り下げに反対する実行委員会

by books131 | 2011-09-24 12:56 | イベント転載