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「原発損害賠償実務の基礎知識」

1回・第2回は、喫緊の課題である放射能被害による賠償問題に焦点を当てて、相談実務に役立てるための学習会を開催します。法律相談を受ける弁護士を主たる対象とした企画ですが、関心のある市民の方々も是非多数ご参加ください。

 特に第1回は間近ですが、講師の尾形弁護士(福島県弁護士会)は、ご自身が被災され仮事務所で執務されている中、来阪していただけるということですので、是非ふるってご参加いただきますよう、お願い致します。

【いずれも参加費無料・申込不要】
【場所】大阪弁護士会館

【第1回】 「原発損害賠償実務の基礎知識」

日時:8月10日(水)午後6時30分開始(午後6時開場)

 講師:尾形 昭 (福島県弁護士会)

東京電力による仮払いが既に始まっていますが、原発災害に対する現行の賠償スキームは、そもそもどのようなものなのか。その基礎から実務的なノウハウまで、被災地において様々な相談に実際にあたっておられる福島県弁護士会の弁護士をお招きしてお話しいただきます

【第2回】 「放射線による大量被害とその救済に向けて今何をなすべきか ~先行類似訴訟の経験に学ぶ~」

日時:8月22日(月)午後6時30分開始(午後6時開場)

放射線による大量被害の救済に向けて、現時点でどのようなとりくみが必要かは、同様に大量の健康被害の救済に向けた裁判の先例に学ぶことが有益と思われます。
そこで、類似先行訴訟の弁護団の方々から、事件の概要と個別被害の立証において苦労した点や何が争点となっているか、どのような証拠があればより容易に訴訟を戦えたかについてお話いただき、今私たちがなすべきことを探ります。

○基調報告 尾藤廣喜 (京都弁護士会)
○個別被害の主張・立証のポイント
愛須勝也(原爆症認定集団訴訟近畿弁護団事務局長)
     徳井義幸(ノーモア・ミナマタ近畿国賠訴訟弁護団団長)

by books131 | 2011-08-03 12:15 | イベント転載