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ダンスライフフェスティバル2008「ダンスが日本を救う!?」関連企画

■ダンスライフフェスティバル2008「ダンスが日本を救う!?」関連企画

2012年より中学校教育の中で完全必修化される”ダンス”
コンテンポラリーダンスからのアプローチを考えるための勉強会

3月30日(火) 13:30~17:00 @ウィングス京都 2階 会議室1

京都市男女共同参画センター ウィングス京都  
京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262
TEL:075-212-7490  

*地下鉄烏丸御池駅(5番出口)または、
地下鉄四条駅・阪急烏丸駅(20番出口) 下車徒歩約5分
地図 http://www.wings-kyoto.jp/01wings/03access.html




2008年に開催された「ダンスライフフェスティバル2008」の継続企画として、
現在緊急に対応を考えなくてはいけない課題を取り上げます。

2012年から完全実施される中学校でのダンスの必修化に対して、既に導入されている
現場の先生などから、どのように行なっていいのかわからないからヒップホップのビデオを見せて
そのまねをさせている、リズム体操を少し習ってきてそれを教えている、
まだ女性の先生は少しは学生時代に経験があるけれど、
男の先生は全くどうしたらよいかわからない、という話を伺いました。

コンテンポラリーダンスはどのようなアプローチが出来るのか、まず学校の授業の仕組みはどのように
なっているのか、そのために何が出来るのかを考えるための勉強会を行ないます。

ゲストスピーカーとして、宮崎で活動しているダンスユニット「んまつーポス」の
児玉さん、みのわさん、と、宮崎大学で「踊るスポーツマン」を立ち上げ多くの教員になる学生に
ダンスに触れるきっかけを作り続けている高橋先生の3人をお招きします。
もうひとかたゲストスピーカーとして、NPO法人STスポット横浜のアート教育事業部の
ディレクター小川智紀さんにSTスポット横浜が取り組んでいるアート教育事業について
お話ししていただきます。


第一部 学校におけるダンスと、コンテンポラリーダンスの可能性について
 スピーカー ダンスユニット・んまつーポス(児玉孝文・みのわそうへい)
        高橋るみ子(宮崎大学教育文化学部准教授・ダンスグループ「踊るスポーツマン」主宰)

1)アーティストが学校現場に入るための必要な知識
 ○ダンス文化における学校ダンスの位置づけ
 ○学校ダンスの歴史
 ○小学校体育科「学習指導要領」と中学校保健体育科「学習指導要領」及びその解説
 ○学校ダンスの学習内容及び発達段階別達成目標及び評価
 ○学校ダンスの実態と課題

2)んまつーポスが取り組むワークショップ&ショーイングの紹介

3)教師と協働で”TA”(教師をアシスタントする立場)として授業つくりに参加する
 ○1時間(45分)の学習の進め方について-その原則と実際-
 ○単元計画の立て方について-その原則と実際- 
 ○教材開発とそのポイント

第二部 NPO法人STスポット横浜のアート教育事業部の取り組みについて
  スピーカー NPO法人STスポット横浜・アート教育事業部 ディレクター小川智紀

第三部  ディスカッション

今年度より新しく文部科学省によるコミュニケーション教育事業も始まり、今後ますます
ダンスと教育の関係が重要になってくると思います。

そのための勉強会です。皆様のご参加をお待ちしています。

★申し込みは、JCDNまで (jcdn@jcdn.org) 
電話 075-361-4685/FAX 075-361-6225
参加費:無料
※資料準備の都合上、なるべくご予約いただけますようお願いします。

主催 NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
助成 財団法人アサヒビール芸術文化財団

■んまつーポスについて
☆んまつーポスは、アーティストでありながら、
児玉は宮崎大学大学院の教育学研究科で「教育学」を専攻し、
修士論文のテーマは「教師教育プログラムとしてのコンテンポラリー・ダンスワークショップの開発」です。
同じくみのわは、幼稚園と小学校の教員免許に加えて、
中学校と高等学校の保健体育の教員免許を持つ自称ダンス教育のプロでもあります。
今回の学習指導要領の改訂で示された中学校ダンスの必修化もですが、
学校ダンスが抱える今日的課題は,学校や教員だけでは解決できません。
そこで、学校現場や学校ダンスの実態を熟知したアーティストの立場から
そうした課題や問題点の解決に試みたいと考えています。

<教育において、んまつーポスの目指すところ>
1.コンテンポラリー・ダンスや,その基礎を学ぶ「表現」や「創作ダンス」の学習について、
 学校や先生にもっと興味と関心を持たせたい。
2.子どもたちのワークショップを通して,アーティストと協働すれば,もっと楽に「表現」や
 「創作ダンス」の授業づくりができることや,子どもたちを表現の世界に導くことができるということを
 実証的に、学校や先生に知らせたい。
3.コンテンポラリー・ダンスの基礎を学ぶ「表現運動」や「ダンス」は、学習指導要領でその内容や
 取り扱いが発達に合わせて,段階的に決められている。そうしたことに関心の薄い、
 けれども子どもたちの身体やダンス教育に興味・関心をもつアーティストが
 授業づくりに入って行くための風穴をつけたい (システムの構築)。
4.コンテンポラリー・ダンスの鑑賞を通して、リズムにのって踊るダンスにしか興味・関心のない現代の
 子どもたちの脱学習を図り、立ち止まって意味を考える機会を与える「コンテンポラリー・ダンス」を、
 子どもたちの身近なものにしたい。

■NPO法人STスポット横浜 アート教育事業部について
2004年4月にアート教育事業を設置しました。横浜市との協働のもと、子どもの健全育成・アートの
普及のために、アーティストの学校への講師派遣、専門的人材の育成、プログラムの開発等、
アート教育に特化した事業を展開しています。

「横浜市芸術文化教育プラットフォーム」について
平成16年度から進めている横浜市、横浜市教育委員会、横浜市芸術文化振興財団と
STスポット横浜による「横浜市芸術文化教育プラットフォーム」事業においてSTスポット横浜は、
平成21年度から、事務局業務を担当することになりました。今年度は、横浜市内の約80校の学校で、
子どもたちにプログラムを提供します。

「アートを活用した新しい教育活動の構築事業」について
「アートを活用した新しい教育活動の構築事業」は、かながわボランタリー活動推進基金21の
協働負担金事業として、平成16~20年度に、神奈川県(教育局高校教育課、子ども教育支援課、
県民部文化課)とNPO法人STスポット横浜の協働事業として実施されました。
平成21年度は「アートを活用した教育活動事業」として、神奈川県教育委員会(子ども教育課)
による県提案型協働事業として進んでいます。

by books131 | 2010-03-27 17:23 | イベント転載