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枯木灘/中上健次を読む

熊野は黄泉の国だ

その熊野にとなりあわせて吉野がある

こどものころ
吉野からいくつか村をこえて
熊野に行ったことがある

道は国道だというのに細く
まがりくねり 暗く
行き交う車の運転は荒っぽく
そして ちいさな家々が並んでいたことを
覚えている

枯木灘
岩場がいりくみ
きつい潮風で 木々はすぐに葉をおとし
まがりくねる枯れ木のようだ
港のひとつもできやしない
貧しい海岸
えんえんとつづく

山がせまっている

暗い黄泉の国へつづく山々に

こどものころは  恐かったのだ 山々が


コーヒーを飲み
もう ながいあいだ 吉野に帰っていないことに
気づいた
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by books131 | 2004-06-29 13:11

マルケスVSガルケス

100年の孤独 を
マルケスが書いた

のを なぜか G ガルシア マルケスを

ガルケスと よびたくなるの

通用しない って

あたまのなかで ことばが すごい速度でかけまわるときがある

キーボードの速度がおそすぎて 変換バーが点滅しどおし
発語する速度も おいつかない

そんな夜は 眠れない

このところ  そーゆー日 おおいんだよなあ

さすがに 湿気にやられて 今日は
のろのろ のろ

原稿もはかどらないし

しなあかんことも まだ 手つかず

ぽえ茶会の ふらいや つくらなあ
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by books131 | 2004-06-26 17:03

釜ヶ崎のおっさんとココルーム

腹のたしにもならないアートと
釜ヶ崎

この 現場が いまのわたしの 現場

明日は  かまのおっさんたちが
ココルームにやってきて 作業を手伝ってくれる

かま通貨と ぴょんぴょん通貨が 行き来する

自問自答のなかで いつも
答えはでないのだけれど

霞をくっているのは 詩人だけじゃないし
路上で暮らすおっさんも おなじ
霞をくってるわけじゃない

働くとは

労働とは

その対価とは

そして 生きるとは
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by books131 | 2004-06-24 20:33

中上健次「枯木灘」と Gガルケス「百年の孤独」

勝野たかしさんがいう

このふたつの本の作者は 
縁もゆかりもないそうだが
なんか 通じるんよ

音楽で身をてていて 文学が好き という人は
わりと すくない と思う
辻仁成さんなどは 特別なんやろう と

「鳳仙花」を勝野さんに贈ってもらってから
「枯木灘」はネットで買い求めた

電車のなかで ひらいた本
熊野のにおいを嗅ぐ

吉野で生まれ育ったわたしは
杉の山の暗さも
ほそくうねった道も
冬になれば 凍って通行できなくなる道も
崖の おどろおどろしい模様も
人々の 話しことばは うまく聞き取れない 

そんな 情景が 一瞬にして 運ばれてくる

距離など 関係なく

ふたつの物語は 時間を越えて 交錯する 大阪の地下で
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by books131 | 2004-06-23 13:32

ぐじぐじしたい奴は いつまでも ぐじぐじしてなさいな

自分からやりたい と言ってきたくせに
ぐじぐじして
ぐじぐじする理由をみつけては
いいわけをするので
しまいに あきれはて

 そうしたいのは 自分なのでしょう

と さっさとたちあがる

おかげで たちあがった方は つめたい奴 と噂され

あの人キツイから と影でいわれる

たちあがらずに 「そうねそうね なかなか踏ん切りつかないのも当然ね」

と 辛抱することができない 

もうすこし ほんの数秒 待ってあげればいいのかもしれない

けれど  もう その猶予は じゅうぶん あったはずだ

と思われるので たちあがる

なんと いわれても 仕方ない そのうえ

ほんとうの 答えなど いますぐ みつかるものではない と知っているから

答えをつくるのは そのあとの 生き方や働き方だと 知っているから
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by books131 | 2004-06-22 19:55

タマシイと

気分や感情がきらいなの

というと たいていの男は 萎えた顔をする

近頃のわたしは 忙しさのため
ヒステリーぎみで (それが 感情やっていうねんと 自らつっこむ)
アタマが ひとりでに すごい勢いで まわっている
アナログの時計がはや巻きするみたいに

そのため
口からでることばが おいつかない
喋っているうちに 空虚感がましてくるのだ
あまりに 伝わらなくて 

アンテナで ぴゅうっとこの人につながればいいのに と思う

つながることができるのは タマシイだけだと思っている

仕事の段取りが つながることなんて
まあ しょうがないもんな

それぞれの立ち位置で 立場で 仕事するのだから
個人の立場なんて 理解しあったところで
なんの役にも そう たたないだろうから
立場ではなく タマシイの 
ていねいな生き死にのところで つながっていてほしい

そうじゃなきゃ この星は
搾取する側とされる側のあいだで 悲鳴をあげつづけるしかない

などと 思うのだけれど
わたしのヒステリーは しばらくつづきそうで
夏の月夜に 星をみあげて タマシイごめん と思うのだ
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by books131 | 2004-06-19 15:32

モチベーションとであい

今日 10月におこなう企画のことで  
スタッフの子と喋っていて

ひさしぶりに わたしの意志で企画書をかいたり 出演者をくどいたりしてる
ことを うらやましいですわ と言われ
むっとする

そのモチベーションって なかなか持てないじゃないですかあ

もひとつ むっとする

モチベーションがもてることを うらやましいと言うな

日々のなかで どれだけ
自分をみつめ むきあうか をつづけてなくちゃ
自分が 一歩をふみだすものをみつけることなんてできやしない

毎日は 実はであいにみちていて
きっかけに あふれているのに
それに 気づかないでいるだけ

きゅうに ね やりたいことがみつかることなんて ないのよ

そう つぶやいて
わたしって ほんまに おせっかいばばあだわ と思う

ちなみに 10月の企画は

reading THE BIG ISSUE

近日に詳細 発表します
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by books131 | 2004-06-17 18:32

カースト制度と倫理  社会のしくみ わたしたちにくる明日は何か

毎日 雑務で ヒステリーをおこしたり
どたどたばたばたしているのに
地下鉄のホームと電車のなかで 読んでいる本は
静かにビジネス書 「市場の倫理 統治の倫理」

今日は カースト制度と 哲学者プラトンのいうところの仕組みと
旧約聖書にでてくる倫理観についての くだり

いま わたしの最大の興味は ビジネスなの よ

と 口走っている

これを わたしのなかで おとしどころをもたないことには
雑務の過労と何人かの人間の雇用に対するプレッシャーで 
バランスを失いかねないと 感じている

自らも 詩人活動を停止しかねないほどの
臨場感あふるる瀬戸際っぽい 今日この頃

ぎりぎりでんな

吐き気するような毎日を
なんとか もうちょっと ゆがませないように
息を整えたい
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by books131 | 2004-06-14 17:23

中上健次が読みたい

「枯木灘がいいよ
鳳仙花の続編
もっと 奥深く ふみこんでいくよ」

鳳仙花を送ってくれた カツノタカシさんが言う

それは 読んでみなくちゃ ね 

読んだり 書いたり 毎日 どたばたです

わたしの小説は  ボーダーフォンで
6月の最終週に配信されます
http://www.vodafone.jp/scripts/japanese/station/list.jsp?categoryOid=-536880398&category=-536880398
のcharara★文庫から
毎月100円で いろんな情報が配信されるそうです

ボーダーフォンをお使いの方は ぜひ 申し込んでください
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by books131 | 2004-06-13 15:48

老子と水

視覚障害者施設でのワークショップで
「老子」を読んだ

いま だかえている問題を思いながら
老子を読むと
こたえが わかる

もちろん 「イリュージョン」のドンによれば
ギターの教則本にだって 
こたえは載っているらしい

いまの あなたが だかえている問題はなんだろう
いまの わたしが だかえている問題はなんだろう

大人になると 問題の数が増えて
その こたえのみつけられなさは さらに複雑になり
眉間の皺など 子どものときにはなかった皺がゆく

その淵で 今日も 息をつぐ
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by books131 | 2004-06-12 21:09