風の子
昨夜 23:30ころ スタッフも帰り
原稿も煮詰まり もう帰ろうとしていたら
ときどきやってくる おじいさんと 保育園にかよっているあいちゃんが
入ってきた
あいちゃんは おとなしいこどもなんだけど
にこにこ笑う
おなかすいた と めずらしいことを言うので
チキンラーメンをつくってだした
しばらくすると 「今朝から何も食べてないの」と
ぽつり
もっと ちゃんとしたものを 用意してあげればよかった と
おもっても もう遅く
ちいさなこどもが いちにち何も口にできず 夜中に歩いている
しばらく わたしは茫然として
そして 世界のあちこちで おなかをすかせている人がいることを思う
帰っても チキンラーメンのにおいが
わたしのお腹を刺激するので
冷蔵庫から ヨーグルトをだして キウイをむいて
口に はこぶ
資本主義のおかげで 夜中にも こうして 食べ物を
たべることができるのだが
そのために 食べることができない人もいる
キウイは 酸っぱく しみる
**
昨夜 蒲団にはいったのが 遅かったので
起き上がりにくかったが なんとか起きて出勤する
ばたばたと 電話だとか 用事だとか
橘大学生協から 「こころのたねとして」の注文がはいったり
報告書の 頁割を考えたり
おやつを食べたり
手芸部で 半襟を縫い方を教えたり
應典院に 詩の学校にいって
帰って いそぎの仕事をすませる
明日18日は 山王ミニ夜回り (おむすびをくばります)
夕方ころから準備をするので お手伝いできるかたは
いらしてください
by books131 | 2010-02-17 22:40