「中村のイヤギ」(イヤギ=話)の上映会のご案内

「中村のイヤギ」(イヤギ=話)の上映会のご案内です。

日時: 2月8日(月)午後6:30~

会場: 尼崎市立労働福祉会館

参加費:500円




 伊丹空港の西端に中村地区と呼ばれる所がある。その先に夜間などに離着陸す
る飛行機のライトが美しく尾を曳き、しかも周りが暗いので恋人たちがロマンチッ
クな時間を過ごすことのできるかっこうの空間がある。
 尼崎の方から行くとそこは中村地区を通り抜けたところにある。中村地区は
かつて、曲がりくねった狭い道の両側に、これまた小さなバラック家屋を立て替
え補強した密集家屋群があった。そこに突如現れる赤ちょうちんのホルモン屋。
なれた人にはこの地区が在日コリアンの集落だとすぐわかった。
 この中村地区が大きく様変わりした。戦前軍用飛行場だった空港の滑走路拡張
に、周辺の日本人労働者とともに、朝鮮半島から徴用された多くの人たちが作業
に従事した。
 戦後祖国に帰ることがかなわずこの地に定住したコリアンたちは、「不法占拠」
と国から退去を求められていた。そこには最大時約800人が暮らしていた。
 ガス・水道も十分に整備されない飛行爆音直下の地区だった。だが、そこは人
いきれのムンムンする地区だった。2002年に移転補償が決まり、今は新しい
市営住宅に転居した。その変換を尼崎戸ノ内在住の若い映画監督、張領太(チャ
ン・ヨンテ)さんがドキュメントで映像に仕上げた。
 市民の会では一昨年9月7日、この地をフィールドワークした。予想以上に多
くの人たちが参加した。
 この度、フィールドワークの感動を思い出しながら、このドキュメント「中村
のイヤギ」を観ようではありませんか。監督の張さんも来られます。映画の後に、
張さんを囲んで交流会も行います。

2010.1.24

市民発9条を世界へ・尼崎市民の会

「同じ空の下 伊丹・中村地区は今」『神戸新聞』2002年2月連載
  http://www.kobe-np.jp/chiiki/rensai/0202hansin/01.html
神戸新聞コラム「正平調」2008年1月23日
  http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0000810685.shtml
「63年目の「戦後処理」 伊丹・中村地区」『神戸新聞』2008年5月連載
  http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200805sengo/index.shtml
「伊丹市中村地区300世帯移転」『統一日報』2008年10月8日
  http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=43798&thread=04
「伊丹市ウェブサイト 中村地区整備事業」
http://www.city.itami.lg.jp/home/SOGOSEISAKU/KUKO/0000248.html
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by books131 | 2010-02-05 20:20 | イベント転載