立ち上がれ、そして座り込め! Stand up, and sit in!

京大11月祭・文学部中間実企画
「国際すわりこみ映画祭」
立ち上がれ、そして座り込め! Stand up, and sit in!

チラシはこちら↓
http://eel.seesaa.net/image/eigasai_bira091122.pdf

11月22日(日)京大文学部新館第1講義室
アクセス↓
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/sogo/access.html
入場料カンパ500円(1日出入り自由)

1:00~ ドキュメンタリー「くびくび」(30分)
京大時計台前で非常勤職員「5年でくび」に反対して座り込み。

1:45~ キム・ミレ監督「Weabak:外泊」(73分)
韓国の大型スーパーで女性労働者500人がカウンターに座り込み。

3:15~ 早川由美子監督「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」(97分)
イギリス国会前で反戦を訴え、テントを張って8年間座り込み。

5:00~6:30 シンポジウム「立ち上がれ、そして座り込め!」
パネリスト:早川由美子(映画監督)×遠藤礼子(アクティヴィスト)×くびくび(ユニオンエクスタシー)
座り込みの意味、その思想と実践について徹底討論!

※19:00より、くびくびカフェにて各映画を再上映します。

共催:京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー
http://extasy07.exblog.jp
問い合わせ:070-5506-7365(井上)


■■早川由美子監督「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」(2009年/97分)■■

私が「ブライアンと仲間たち」をみたのは、宮下公園のお祭りの急遽つくられたテントの中、台風で大雨の中、だった。

そんな悪条件の中の立見で、短くはない映画を、引き込まれて見てしまった。それは、もちろんこの作品の力でもあるのだが、映画のひとつひとつのディティールがくびくびとかぶってくるからでもあった。いったい、このくびくび、そして座り込みとはなんなんだろうか。

ブライアンと井上昌哉という人物の共通点を思わざる得ない。食べ物にこだわらない。大丈夫?と気にさせる。でも意外とタフ。はじめるときの怒りのようなもの。冷静に見えるが情念の人。

いつも見られ続けられる生活。働けとどなられる。「24時間ずっとここにいる、ひと時も休んでいない。」ブライアンはいう。

時計台前くすのき下とはそういう場所だったかもしれない。カメラに入る場所。通る人、カメラを向ける人の必ず視界に入る場所。

この映画のタイトルは、ブライアンと仲間たち、です。そう、仲間たちとしかいえない感じで集まっている。信念をまげずに座り続けるブライアンに、ひとりひとりに関わり、表現する理由あり、そしてひとりひとりが自分にあった関わり方をしている。それでいいんだな、と思った。くびくびもそんな感じなのか、って思った。(人々がもっといろんな関わり方ができるような隙間を広げていきたいと思った。)

(小川恭平)

■■キム・ミレ監督「Weabak:外泊」(2009年/73 分)■■
日本語字幕制作:FAV連連影展

おとなり韓国の労働運動は過激だとよく聞きますが、この映画はすごいです。
2007年。とある大型スーパーで、大量解雇に反対する500人の女性労働者がカウンターを占拠。その後1年以上も続いた泊り込み闘争のドキュメンタリーです。

最初はみんなピクニック気分。「結婚して初めての外泊だわ~」と浮かれて、歌うわ踊るわみんなで縄跳びするわの大騒ぎ。それが一転、警官隊の導入でたいへんなことに。「私たちは正当だ!」「非正規差別やめろ!」と叫びながら、警官にひとりずつひっぺがされてゴボウ抜きされていく様は、思わず胸が熱くなってしまいます。

じっさい彼女たち、逮捕されようが訴えられようが、まったく気にせずへこたれません。再び店の前にテントを張って猛抗議。それは、法の目をかいくぐった非正規大量解雇に対する猛烈な抵抗であり、差別に対する激しい怒りです。

それでも闘争が長期化するにつれ、ひとりふたり、と脱落していきます。ずっと家を空けて闘争にかまけている妻を、夫が連れ戻しにきたり。「だったら離婚するしかない!」と息まいたり。闘争を通じて、家族や家父長制への疑問が芽生えてきたりもします。支援に乗り出した大型労組(男性正社員中心)のヘタレっぷりもすごい。

ともあれこの映画、10月に大阪で見てとても感動しました。これは何より京大の女性非常勤の方にこそ見てもらいたい、と思いました。そこでその場で直接キム・ミレ監督にお願いし、今回京都での初上映が実現しました。ぜひ、見に来てください。

(井上昌哉)
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by books131 | 2009-11-18 22:16 | イベント転載