連続座談会第6弾 障害者にとって「自立」とは

連続座談会第6弾 
障害者にとって「自立」とは

日時:10月31日(土)午後2~4時
場所:浪速人権文化センター(芦原橋駅)
講師:塚本正治さん、芦田邦子さん

2006年4月、福祉サービスの1割を障害者が支払う「障害者自立支援法」が
施行された。これは、別々だった身体・知的・精神障害の福祉サービスを一本化
して、利用者負担を所得に応じた「応能負担」から、サービスを使った量に応じ
て1割を負担する「応益負担」に切り替えるものだった。「応能負担」では、収
入が低い多くの障害者に自己負担はほとんどなかったが、「自立支援法」からは、
利用する障害者に1割の負担が生じることになった。しかも、「応益負担」では
サービスを使えば使うほどお金がかかるので、重度の障害者ほど負担が重い。そ
のため、サービスの利用をやめざるをえなかったり施設から退所する障害者が相
次いだ。このため、これは「自立支援」ではなくて「障害者自立『阻害』法」だ
と批判され続けている。
「自立支援」は、母子家庭、野宿者にとって「おぼえのある」言葉だ。2002
年、「ホームレス自立支援法」が制定され、同年、政府は母子家庭への支援を
「児童扶養手当」中心から「自立支援」へと大きく方針転換したし。障害者、母
子家庭、野宿者が「自立支援」の対象(つまり「自立できない人たち」)として
名指しされているのだ。(厚労省相は「障害者自立支援法」については廃止を明
言した)。
障害者の貧困はどのような状況なのだろうか、それは「自立支援法」によってど
う変わったのだろううか、そして障害者にとっての自立とは何だろうか。当事者
運動の必要性やその困難を、塚本正治さんのライブとともに伺いたい。

塚本正治
精神障害をもち歌手活動を続けている。またぼちぼちクラブやすいすいで精神障
害者への福祉と人権確立の活動をしている。これまで8枚のオリジナルアルバム
をリリースし、アルバム「瓢箪山の麓にて」に収録の「春夏秋冬~さらしながら
~」がNHK福祉番組「きらっといきる」のエンディング曲として採用されてい
る。病の体験や暮らしに基づき作詞・作曲活動を続ける一方、学校・精神病院か
ら公民館・ホールまでトークとライブ活動を展開している。

芦田邦子
精神保健福祉士、介護支援専門員。1994年より精神障害者小規模作業所職員。そ
の後、基盤の拡大と市民団体としての機能をアップするために2001年、NPO法人
格を取得、法人職員となる。現在 NPO法人精神障害者支援の会ヒット事務局長。

★託児・筆談の必要な方は事前にご相談ください。
safetynet_osaka●yohoo.co.jp
★当日連絡先:090-8795-9499(野宿者ネットワーク)

主催:生活保護切り下げに反対する実行委員会
[PR]

by books131 | 2009-09-25 17:19 | イベント転載