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シンポジウム「釜ヶ崎のアートへ」2009夏の雑感

今日は アート&アクセスのシンポジウム「釜ヶ崎のアートへ」
会場は 新今宮駅そばの 100円ショップの3Fの 大阪市大西成プラザ

地域AM講座の半年をしめるシンポなのだが
受講生はほとんど参加しなかった(30名ほどいるが参加者は3名) という事実に
アートセクターの 釜ヶ崎にたいする無関心 あるいは嫌悪を感じる

とはいえ 内容はほんとうに濃く深く
11時から17時という長丁場であったけれど
集中力がとぎれることもなく 
すごく いいシンポジウムだった

釜ヶ崎の排除の歴史からはじまり
労働者のまちから 変化する釜ヶ崎を 外国人旅行者の誘致に成功している
ホテルの取り組み

そして 釜ヶ崎のアートの希望の可能性を 栗原彬先生が
語ってくださって

釜ヶ崎で活動するアートの取り組みを 
11団体がプレゼンしていく

それぞれが 生身で活動しているから
その力強さが伝わってくる
矛盾とか葛藤とか いっぱいかかえているけど
うわついてないし それを選択している強さがある

それぞれの団体のかたが 自分のプレゼンがおわったら
帰っていかれると おもっていたのだが
残って 他の団体の話をきいてくださっていたのが 印象的で
それが とてもよかったとおもう

11団体の調整はたいへんだったのだけれど
スタッフのまいちゃんの協力で なんとかきりぬけることができた
やってよかったなあ と

そのあと 参加者全員で 4つのグループにわかれ
とくにテーマをもうけず じっくり1時間ほど話をした

それぞれのグループで話したことを 話してもらい

山口悦子さんが 今日のまとめをしてくださった

ものすごい情報量だったので
整理をしてもらえてすごくよかった

異交通 応答 自分のなかの他者
存在のあらわれ 

ああ 今年の夏がやっと終わった とおもう

長かったな

自分の個人的な問題から ココルームの経営まで ずっと難問がつづいた
いまもつづいている

8月はじめからの さまざまな事業 
津田塾大学のうけいれ 明治学院大学のGO WEST うけいれ
イギリスのホームレスオペラプロジェクト 水都大阪
そして 「釜ヶ崎のアートへ」

青森 越後 横浜にも行った
何度も東京に行った

むすびの ふきさんが亡くなったのは初夏だった

それから なんと たくさんの出来事が積み重なったことだろう

季節はめぐる

今年も かけがえのない夏だった とおもう

by books131 | 2009-09-12 21:02