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映画&トーク「鉄を喰らう者たち」

映画&トーク「鉄を喰らう者たち」
IRON EATERS
(バングラデシュ/2007年/監督:シャヒーン・ディル・リアズ/85分)
●第17回アース・ビジョン大賞受賞●
作品提供 「アース・ビジョン 地球環境映像祭」

「本当に飢えていたら、人は何だって食べられるさ。たとえそれが鉄であっても」。
バングラデシュ南部の船舶の解体現場で起きている環境汚染と労働者たちの悲劇を告発する。

2009年7月19日(日)「ひと・まち交流館 京都」2階 第1・2会議室
(河原町五条下る東側☎075-354-8711)
トーク  小林 純一郎氏 「ゴミの行く末ーチッタゴンと京都 」
開始時刻 上映 講演
? 12時 13時40分
? 15時 16時40分

料金
一般 1000円
DFL会員 700円

主催:ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー
問合せ:マタガワ 075-344-2371



作品概要 
「本当に飢えていたら、人は何だって食べられるさ。たとえそれが鉄であっても」。バングラデシュ南部チッタゴンの船舶解体現場で、6万トンの重油運搬船を前に一人の労働者が言った。この作品は、悲惨な搾取と想像を絶する過酷な肉体労働についての証言である。環境汚染と人間の悲劇とを告発する。

監督 シャヒーン・ディル・リアズ
1969年2月12日バングラデシュ・ダッカ生まれ。Comilla Cadet College(バングラデシュ)卒業。ダッカにて1991年まで独立系の映像作家として活動。1992年ドイツ・ベルリンへ留学。ベルリン自由大学で芸術史を、ポツダム-バベルスブルグの映画テレビアカデミーで映画撮影技術を学ぶ。2003年からバングラデシュに住み、監督、撮影監督としてヨーロッパとアジアで活躍。

講演 小林 純一郎氏
1967年東京都生まれ、1987年京都大学工学部衛生工学科入学、大学院修士課程修終了 
シャプラニールよりバングラデシュ来訪2回1996年から京都市役所で環境関連の部署に勤務。
京都・水俣病を告発する会 会員
ゴミ問題の専門家

監督のメッセージ 
この作品では、私が長い間立ち入ることのできなかった世界に浸りきろうと考えました。私は好奇心旺盛で、何か新しいものを発見したいと思っていました。しかし、私を最も驚かせたのは、この作品に登場する信じられないような労働環境ではなく、むしろ人々をこのような過酷な借金漬けの状況に追いこむ管理構造でした。さらに恐ろしいことは、この搾取的システムの考え方は我々の生活する経済システムの基盤の上に成り立っているという現実です。「鉄を喰らう者たち」ではこれがいったいどこまで行くのかを明らかにしています。


バス 市バス17,205号系統「河原町正面」下車
電車 京阪電車「五条」下車 徒歩8分
JR「京都駅」下車 徒歩15分
立体駐車場 最初の1時間400円、以後30分ごとに200円

by books131 | 2009-07-11 20:00 | イベント転載