原稿がちっとも進まないまま 夕方になる
なにやら雑用ばかり
企画書 スケジュール管理 お客さんの相手 メールで口説く
なにやらなにやらしていたら
今日は書評の原稿かこうとおもっていたのに
*
母から 夏の襦袢がとどけられる
手作りで そして可愛い半襟がついている
手にとると ちょっとなみだぐんでしまう
センチメンタルになってしまうのは
きっと 母は 自分が死んだら わたしが困るから とおもっていて
それでこんなにたくさん作ってくれる から
たいせつな人をうしなうことを想像すると
やはり胸がしめつけられるのだ
けれど 人はみんな死ぬから
そして みんなそれを乗り越えて生きる
乗り越えた人も いつか死ぬ
*
有名な商社の関連会社のえらいさんから 浴衣が届けられる
うすい黄土色に黒い花 しぶい浴衣
「うちにスポンサードしてくださいよ」と冗談でいうと
「それは無理」と
そりゃそうだわな
*
わたしの詩を書家の玄象さんが作品にしてくださった
どうしてもほしくて 飾ってあった城陽市から
おせさんに運んだもらう
おおきすぎるので ともかくココルームへ
もう一点は カマン!メディアセンターへ
by books131 | 2009-06-24 17:56