藤井光くんからの情報


「表現とデモクラシー」

藤井光(現代美術家)
五野井郁夫(日本学術振興会特別研究員/東京大学特別研究員)

【日時】2009年4月26日(日)19:00~21:00
【詳細】http://ca-mp.blogspot.com/2009/04/talk-0426.html
【会場】Otto Mainzheim Gallery
    http://ca-mp.blogspot.com/2008/06/otto-mainzheim-gallery.html

【定員】30人(予約制)参加費:1,000円(1ドリンク付)
    http://ca-mp.blogspot.com/2008/06/blog-post.html

・・・・本来、デモクラシーにとって一部分に過ぎない議会制民主主義は「わたしたち」の安全と安心を確保するという理由で、「民」を排除する制度を民意に反して、次々と量産してきた経緯がある。それはアーレントの言葉を借りれば、「わたしたち」の側にあるはずの「政治的なるもの」としての表現が、無味乾燥な「社会的なるもの」へと代置されてきた一連の流れであり、同時に芸術の表現から「民」が消えてゆく歴史でもあった。

「わたしたち」は「民」を排除した後、そこを「公共の場」と呼ぶことに慣れてしまった。けれども、「わたしたち」が信じ込まされている「公共性」に対して、公然と異議申し立てする者たちがいる。それは、排除されたはずの「民」たる人々による路上からの生存をかけた芸術の表現だった。

このトークセッションでは、「わたしたち」を立ち止まらせ、「わたしたち」を思考させ、「わたしたち」に日常のなかで真撃な事実を伝える、世界中のさまざまな路上からの「芸術=政治」という表現の現在を紹介しつつ、芸術がデモクラシーと再び手を携えて歩み出す希望を、参加者らとと
もに模索してゆく。
というのも、芸術を信じる「わたしたち」は、「民」すなわち、人々なきユートピアなど要らないし、公共の場=表現の場が失われつつある現在が芸術にとっての危機であり、それを取り戻す必要性に気付きはじめているのだから。

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「ムービーメーデープロジェクト/自由と生存のメーデー09前夜」

【日時】2009年5月1日(日)19:30~23:30
【会場】Asagaya Loft A (杉並区阿佐谷南1-36-16-B1)
【詳細】http://mayday2009.alt-server.org/

【チャージ】1500円(前売 1000円)
【前売チケット】Asagaya/Loft A店頭・電話(03-5929-3445)で発売中。

第1部:『黄金の旅団と路上の星』ワールドプレミア
2008年「ゴールデンメーデーウィーク」に全国の独立系メーデーを旅した「黄金の旅団」の記録を上映し、監督・出演者+ゲストによるトーク。

第2部:映像の力/悲惨な<自由>
労働者運動・社会運動にとって役割は増しつつある映像。その可能性と限界、と同時にメディアアクティビストやアーティストが抱える困難を切開するトークセッション。

イルコモンズ(メディアアクティビスト)
藤井光(ムービーユニオン)
園良太(フリーター労組)

私が担当するパートは「悲惨な<自由>」。フリーの映像ディレクターや映画監督、カメラマンで立ち上げた「ムービーユニオン」の活動報告を中心に、「お前の代わりならいくらでもいる」と絶えず脅され働くクリエーターの「悲惨」な労務(労働)環境を問題提起する。

また「アーティストは期間労働者である」との権利主張から獲得されてきた、アート関係者のためのセーフティーネット(アンテルミトン/フランス)の紹介も交え、芸術活動に「労務(労働)」という概念が加わる次の文化サイクルを模索し、アーティストたちの「やりがい」の搾取が横暴す
る時代の終焉をイメージする。
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by books131 | 2009-04-19 14:19 | イベント転載