「人の移動と文化的アイデンティティ~日独社会への示唆~」

「人の移動と文化的アイデンティティ~日独社会への示唆~」
2009年3月12日(木)14時~18時   pia NPO

■趣旨
グローバル化に伴う「人の移動」は、労働力の移動という観点のみならず、人に付随する言語、習慣、生活様式など、いわば文化一式も併せて移動するという点も重要であり、移動する人自身、および受け入れ国にさまざまな影響を与えている。
日本社会の文脈では、少子高齢化が進み、これまで主として大学の国際化、国際協力事業の一環として行われてきた留学生受け入れが、いまや将来に必要な高度人材の確保・養成、国際的に魅力ある大学づくりという点から議論されるようになった。政府も2008年1月に「留学生30万人受入れ計画」を打ち出し、また、移民の積極的な受け入れが政策論として議論されている。
他方、ヨーロッパにおいては、より早くから中東や東欧から労働移民を受け入れてきたが、例えば、ドイツにおいてトルコ系移民がコミュニティを形成した反面、ドイツ社会との溝が生じていることが問題となっている。また、欧州では、大学制度の改革・域内統合が進められ、人材育成制度も岐路に立っている。
上記のような現状を踏まえ、「人の移動」の観点から、日本とドイツを中心とするヨーロッパがともに抱える課題を、特に「社会的統合」の観点から扱い、日本とヨーロッパがそれぞれ多文化を包含しながら発展していくための道筋を模索することとした。

■意義
①少子・高齢化が進む日本社会において、移民受け入れに伴って発生する課題について、市民の議論の場を提供する。特に、移民受け入れ先進国であるドイツから、成功も失敗も学ぶことにより、日本型の多文化社会への道筋について、専門家と市民が議論を行う場とする。
②外国人材受け入れが活発な地方都市(大阪)で開催することにより、関西・大阪が取り組んできた人権政策の蓄積や知見および課題を取り込んで具体的な議論を行うものとする。

■プログラム


14:00 開会の辞  国際交流基金、関西国際交流団体協議会 
14:10 基調講演「人の移動をめぐる日本とドイツの現実」  井口泰・関西学院大学教授 




14:30-15:45  モデレーター 中山暁雄・国際移住機関駐日代表
「自治体レベルの政策」 北脇保之・東京外国語大学教授
「国レベルの政策」 ブレント・アスラン ドイツ・トルコフォーラム議長
「地域統合の政策」 ポントゥス・オドマルン エジンバラ大学講師
<ディスカッション>)
15:45-16:00 休憩:会場から質問票の回収




16:00-17:10 モデレーター 井口泰・関西学院大学教授
パネリスト  大石奈々・国際基督教大学准教授
     井上洋・日本経済団体連合会産業第一本部長
トマス・クフェン 北ライン・ウエストファリア州移民長官
太田泰彦・日本経済新聞社編集委員兼論説委員
       シンガポールから

17:10-17:40会場との質疑応答

17:40-17:50座長総括・提言(井口泰教授)

閉会
17:50 閉会の辞  コンラード・アデナウアー財団

レセプション 18:30-20:00 (サントリーミュージアム)


■参加費無料、日英同時通訳付き

■会場
 pia NPO (大阪市港区築港2-8-24 TEL06-4395-1123)
大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅から徒歩5分

■問い合わせ・申込先
国際交流基金日本研究・知的交流部欧州・中東・アフリカ課・同シンポジウム係
TEL03-5369-6071 FAX03-5369-6041 e-mail:oca●jpf.go.jp
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by books131 | 2009-03-04 21:35 | イベント転載