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2月「まちづくりひろば」のご案内

08年2月「まちづくりひろば」のご案内
            釜ヶ崎のまち再生フォーラム

(1)釜ケ崎の街を変える“国際安宿街プロジェクト”の今とこれからを語り合う。
  その進展具合と課題。地域全体の底上げにどうからませられるか。
       〜バンコクのカオサン通り視察録画報告も添えて〜

(2)前座は「紙芝居劇グループむすび」の自主公演会録画上映会

   スピーカー:山田英範さん(簡宿組合OIG委員会メンバー。カオサン視察報告者)

          森 聖太さん (カオサン研究者・神戸大学大学院総合人間科学研究科)
          松村嘉久さん(阪南大学准教授・観光学)
          その他旅好きの方々
          東京・山谷地域や横浜・寿町など関東方面のバックパッカー・タウンの状況を語っ
          てくれる方、募集!
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             記
▼2008年2月12日(火)(18:00時開場)18:30〜20:45
▼西成市民館 3階講堂
(西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:生活保護などの方は無料。その他の方は資料代300〜500円程度の寄付をお願い。多ければもっとありがたいです。
▼ URL : http://www.kamagasaki-forum.com

<今回のテーマ設定の趣旨> 
旅と定住。どちらも捨てがたく、微妙なバランスのうえに人生のロマンはあります。
釜ケ崎は元祖「旅人の街」。一方、近年のホームレス支援は「地域に根ざした定住生活の推進」。
今の釜ケ崎のまちづくりのユニークさはこの2つを融合・共生させようとするところにあります。
元祖国際放浪派日雇い労働者“カマやん”は言わずもがな、旅好きな人々には興味津々(しんしん)の動きでしょう。
私たちの独断的推計では、年間延べ6万人程度、日々換算で200人近くの欧米や東アジアの若者バックパッカーが釜ケ崎内の太子エリアにはすでに宿泊している実態があります。
円がユーロやアジア通貨に対して弱くなっていく流れと、国や自治体の観光立国化施策があいまって、5年10年後には間違いなく大阪版カオサン通りに成長しているでしょう。
東京・横浜の簡宿街でも同様の動きが進行しています。

当地で「誰でもが住み続けられるためのまちづくり」をめざし、この構想の創生期から立ち会ってきた私たちとしては、どのようにすれば地域経済の活性化・雇用や仕事づくり・路地裏ベースでの文化交流・生きがいやつながりづくり・共生の進展につなげていけるのか、興味は尽きません。
  
「宿」の在り様(ありよう)がつくってきた釜ケ崎100年の変遷の歴史にさらに新たなページが加わろうとしています。
その只中(ただなか)の状況を語り合うことになります。
どなた様もお気軽にご参加ください。
参加申し込みなどは不要です。

●●● 議題

1)情報交換会(18:30〜)
いつもは、それぞれの生活分野・活動分野から役立ち情報を分け合います。
今回は、元「旅人」で今はりっぱな「定住者」となられた釜ケ崎高齢単身者の紙芝居劇グループ「むすび」が12月22日に行なった自主公演のもようを20分間ほど映します。
本人さんたちの解説付きで。

2)本題〔標題のとおり〕
19:00 
ゲストスピーカーのお話
  ○山田英範さん(簡宿組合OIG委員会の若手メンバー。自身も元バックパッカー)
   *12月に同委員会や市会議員等による視察のもようを放映(現地の女性市会議員による説明付き)
   *大阪版カオサン・プロジェクト〔通称〕の現況や今後の課題をパワーポイントで解説してくれます。

  ○森 聖太さん (カオサン研究者・神戸大学大学院総合人間科学研究科)
   *これまでのタイ等各地でのフィールドワークにもとづくコメントや提言

  ○松村嘉久さん(阪南大学准教授・観光学)
   *学生たちと当プロジェクトに関わってこられた立場からの解説や提言

20:45 頃  終了予定
 

by books131 | 2008-02-10 12:42 | イベント転載