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上映会 生きる場所を求めて 

12月2日 座談会にわたしも出席します
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生きる場所を求めてーーー西成・釜ヶ崎、そして公園

近年、ビデオの発達で簡単にドキュメンタリーを作ることができるようになり、さまざまな作家が野宿者や労働者の現実を描くようになった。ドイツ、日本(神戸出身)の作家が描く大阪の現実を一挙上映。70年代の貴重な記録映画やアート・ドキュメンタリーも見逃せない。

■第一部
12月1日(土)・2日(日) 
「未来世紀ニシナリ」
「関西公園」
参考上映「むすびプロジェクト」

座談会:司会:上田假奈代(「むすびプロジェクト」)
    出席者:田中幸夫(「未来世紀ニシナリ」)、ヘクス(「関西公園」)(予定)

1日(土)13:00「関西公園〜Public Blue」
14:25「未来世紀ニシナリ」
15:50「むすびプロジェクト」(入場無料)
16:20「関西公園〜Public Blue」
2日(日)13:00「関西公園〜Public Blue」
14:25「未来世紀ニシナリ」
15:50「むすびプロジェクト」(入場無料)
16:20座談会(参加無料)

■第二部
12月8日(土)・9日(日)
「長居テント村に大輪の舞台が立った」
 釜共斗3部作 

8日(土)13:00 70年代の釜ヶ崎
14:50 「長居テント村に大輪の舞台が立った」
16:30 70年代の釜ヶ崎

9日(日)13:00 「長居テント村に大輪の舞台が立った」
14:40 70年代の釜ヶ崎
16:30 「長居テント村に大輪の舞台が立った」上映後、質疑応答あり

料金:(入れ替え制/2本目以降は200円引き)
   一般(非会員):1200円
   会員一般:900円 会員学生・シニア:700円

上映作品
1「未来世紀ニシナリ」
(日本/2006/68分/DV)
企画・制作:フルーク・風楽創作事務所 監督:田中幸夫
負のイメージを持つ西成。この町で地域社会の構成員として、つながり合い支え合うために、さまざまな立場を越えて町づくりに取り組む人々の姿を、2年間にわたり記録した。

2「関西公園〜Public Blue」
(日本・ドイツ/2007/70分/DV)
監督:アンケ・ハールマン[AHA] 
2006年の行政による靭公園と大阪城公園の強制撤去に対する、野宿者の抵抗と、そのコミュニティの危機と再生を映す。ドイツ、アメリカ、日本のスタッフが集まり制作されたドキュメンタリーフィルム。

3「長居テント村に大輪の舞台が立った」
(日本/2007/80分/DV)
撮影・編集:布川徹郎、金稔万 製作:NDU
2006年の靫公園と大阪城公園につづいて、長居公園のテント村も行政代執行が行われようとしていた。それに対してテント村の野宿者と支援者は、舞台を立て「しばい」を演ずることで対峙する。

4 70年代の釜ヶ崎(1974頃/計95分)
「釜ヶ崎解放」(日本/34分/16mm) 
「1973〜1974 釜ヶ崎越冬闘争 冬の陣」(日本/23分/16mm) 
「暴力手配師追放 釜共斗の戦い」(日本/38分/16mm)
撮影・録音・編集・企画:今村圭雄
今や伝説化した70年代の釜共闘の運動を描いた3本の16ミリフィルムを特別上映。現在は高齢化が目立つ釜ヶ崎であるが、当時はみな若く意気盛んであった。

5 参考上映「むすびプロジェクト」
(日本/2005/18分/DV)
企画・構成:阿佐田亘、上田假奈代 撮影:阿佐田亘、川崎はるな、佐久間
編集:阿佐田亘 
出演:上田假奈代、石橋友美、林加奈 むすび(ひろし、作村、中井、安岡、松尾、高畑、滝沢、婦木)
製作:むすびプロジェクト、NPO法人こえとこころとことばの部屋
「むすび」は、日本最大の日雇い労働者の街・釜ヶ崎の紙芝居演劇グループ。メンバーには路上生活経験者が多く、「むすび」の活動を通じて生きがいや社会とのつながりを見いだしている。活動を支えるNPO cocoroomが取り組む「むすびプロジェクト」のアートドキュメンタリー。

会場:神戸映画資料館 http://www.kobe-eiga.net/

by books131 | 2007-11-12 17:31