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語ること 語られること  交通と時間

昨日は NPO法人HIT の語り部のかたが
ココルームにきてくださった

精神障害のおふたりが 自分の病気のことや
社会とのかかわりについて 話してくれた

病気と共に生きている

誰でも風邪をひくように こころが風邪をひくこともある

ものすごく しなやかな彼らのことばに
ハッとさせられる

沈黙のときも とてもあたたかで
すばらしい時間だった

猫のくろちゃんが でてきて うろうろと歩く
10人以上の人がいて くろちゃんが こんなにくつろいで出てくることは
めったにない

「当事者」ということばは好きではない
だって わたしも当事者だし
あなたも当事者だから

当事者だってことを 忘れて 
「当事者のかたは、、、」と いえないわけで

そこには 当事者ばかり集まっていた

ご家族のなかに 発症したひとがいて
どう つきあえばいいか と家族から 質問があった

「ちゃんと聴いてあげてください でも しんどくなったら
ちょっと離れて また聴けるようになったら 聴いてあげて」 

そんな答えをさらっと する

距離をとったらいい ということを 当事者のひとが
いうのだから すごいなあ 


今日は 寝坊して アート&アクセス研究会の打ち合わせ
15:00からは 應典院の10周年記念イベントに出席し
コメンテーターをする
應典院の10年の歩みは あたまのさがるものであり
励まされる

おわって たんぽぽの家の播磨さんやたちと
二次会にながれて
アーツカウンシルの話
戦略 連帯 企業とのつながり など
ひじょうに有益なおはなしができた

いろいろ雑用があることを思い出し
ココルームにもどってメールチェック

返信を重ねながら
もっと頭よくなりたいな
もっと賢くなりたいな と ないものねだりの自分を反省し
毎日のちいさな積み重ねを大切にして

こうして 人から語られたことをきちんと吸収して
着実にいかしていけるように なっていこう と誓う


明日は  JT助成金の こども事業の最終回
http://www.kanayo-net.com/cocoroom/topics/70616/index.html
みんな きてね

by books131 | 2007-11-11 00:19