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世の中にはほとんど関心がもたれていないよ と昨日新聞記者にきいた

ありむらさんからのメールを転載します========================================
行政史に残る愚挙を大阪市ならびに全国でやらせないための
講演と討論・釜ケ崎まるごと集会。
2月28日(水)夜@西成市民館で!

〜再び、釜ケ崎住民票はく奪問題で「緊急ひろば」を開催〜
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ともかく、釜ケ崎がまるごとこんなに怒ったことはありません。
おかげで地域は「怒り」の一点で今、一つになろうとしています。
せっかく野宿者対策で、厚労省や世間にいろいろ言われながらも、生活保護の適用をすすめることで街は落ち着いてきていたのに。
「架空登録」などといわれて選挙権を頂点とする基本的人権をはく奪される3,000人余の人々への同情と共感が街中に広がっています。
こんなに一つになることがむつかしい地域なのに。皮肉ですね。
おかげで、再生フォーラムにもう一度おハチが回ってきました。
1月9日の「緊急まちづくりひろば」のように、立場を超えて集まれる「ひろば」をもう一度開いてくれ。その後の状況をふまえて、さらにこの問題をよく知り、対処するために。こんな要請がありました。
よし、開くぞ!
みんな来てよ。

ただし、この「まちづくりひろば」の役割は守ります。
つまり、この集まりは何かを決めるというよりも、笹沼教授のさらに掘り下げた講演を聴き、住民登録抹消を軸とする諸問題について法の世界の理論的・本質的なことをまず勉強する。次に現実世界の、各団体の異なる意見や取り組みも聞く。学ぶものは学ぶ。そして、自分たちの現場での活動や事業や業務のための理論武装をする場にしていただきたい。
そのシンプルな役割に徹します。
街のおっちゃんたち、支援団体スタッフなど地域内外からの広いご参加をお待ちしています。特に、行政関係内部からももっと来てほしいなぁ。
(「趣旨説明」のかたちでわたし個人の「怒り」も末尾に書いておきました)

なお、前回1月9日(火)の「ひろば」のようすは以下で紹介されています。

・日本インターネット新聞
http://www.janjan.jp/living/0701/0701107862/1.php

・釜ケ崎のまち再生フォーラムのホームページ
http://www.kamagasaki-forum.com/


▼2007年2月28日(水)(18:00時開場)18:30〜20:45
▼西成市民館 3階講堂(定員60名程度)
(西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼進行(予定)
18:30  講演「住民票と人間の尊厳---全面的な権利剥奪は許されるのか」
     (笹沼弘志・静岡大学教授/憲法学)
19:30  情報や意見の交換
釜ケ崎支援機構・医療連・全国懇などの労働者野宿者支援団体、町会・簡易宿泊所組合等の地域団体など幅広い立場から(ときには個人の資格で)それぞれの戸惑いや怒り、市や国との交渉の報告、個々人の救済のための現場での対応事例紹介、疑問・質問・苦言・「この際、大阪市への不満を全部言わせてくれ」式のぼやき、諸提案などをいただきます。時間が足りるかなぁ。
20:50  閉会

▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300円〜500円程度をお願い(寄付歓迎)
日雇い労働者・野宿生活者・生活保護受給者などは不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら潜)まで
携帯電話090-8448-0315
Fax:06-6641-0297(ありむら宛てと明記)
e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

by books131 | 2007-02-21 17:33