秘密のはなしをきいちゃうこと
きのうは さあ 帰ろうと思った26:00ころに
一本のメールがはいって 事態は変更になった
関わる西成のグループの 問題の膿みがでてきたことが
マネージメントしてくれる人のメールから よみとれる
頭痛な文章をよみ
さて どうしたものか と
キーボードを 打っては deleteを押し
ことばをさがす
マネージャーは わたしのほうから 頼んで きてもらっている人で
その人がひきうけてくれている 重さを ひしひしと感じる
その人に来てもらうために わたし自身は無償で動いたり
ココルームも同様で もちだしが多い
助成金をとるために 書類を書いたり 企画をだしたりして
けっこうな時間をつぎこんでいるんだけど
その成果というのは 目にみえないのだな
社会貢献として やってるところもあるけど
自分のためでもある
そうしたい と 思ったからだ
この 芯にある気持が ぶれる と
トラブルがおこったときに へなへなと 投げ出してしまうのだ と思う
キーボードをにらみながら
その気持 ひとつぶひとつぶ噛み締めるように ことばを選ぶ
結局 29:30に やっと 蒲団にはいれた
今日は 昼には ちゃんとココルームにはいり
雑務をかたづけていく
マネージャーの人からは 気持がすこし恢復したメールが届き
ほっと する
発送作業のメドがたったので
新入りスタッフと 小一時間ほど 散歩をしようと思ってでかけた
天王寺公園にはいり 池のある庭を歩く
4月に 長岡京の 大山崎山荘美術館で 朗読する作品作りのために
漢詩の本を3冊もって
ベンチに腰をおろし 杜甫 王緋を声に出して読んでみる
しずかな時間
みどりの時間
野宿をしている風のおじさん おばさん 猫と 話をしたりする
茶臼山にのぼると
ひとりのおじさんが ハーモニカを吹いていた
その後ろ姿の なにもなさ
思い出と
悔恨と
風に吹かれる人生の せつなさ
なにも 言葉をかけることもなく
しばらく その音色に耳をかたむけ その坂道をくだった
帰って 雑務をしているうちに
アートコンプレックスの小原さんがきてくれた
今日は 小原さんが話をしてくれるジョブジョブバブバブ
熱情的に こどものころからの話からはじまり
現在にいたる 小原さんの on the way の 人生
失敗して なにが 悪い?
この人生の尊さを いつも 思っている
言っていいんかなあ と頭をかきながら
いくつかの秘密の話を きいちゃったりして
熱い夜が つづいた
深夜 もうすこし ココルームで 仕事
by books131 | 2006-03-16 00:37