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朝から 開眼式

應典院ロビーにまつられた観音様の開眼式で
ナナオさんの詩を朗読
ココルームで昼ご飯を食べて ざっと雑務を片付け
京都へ移動して 演劇計画2005の芝居を2本鑑賞
北大路のアロアロで友人たちとご飯を食べて 深夜ココルームにもどる

「象を使う」水沼健さんの芝居は 安定したここちでみることができた
東京方面でも 坂口安吾がブームになっているらしい
この作品は 安吾の「白痴」をよみといている

夜は アトリエ人間座
若い女性の作演出で これまた 若い女性の
恋 セックスを真正面からえがいたもので
大迫力
ようするに過剰 なんだけれど
おもえば 現実の男女の恋愛の泥沼劇は
劇場にもちこめないほどに 過剰なものだものね
男女だけでなく この世には あらゆる関係の愛憎劇が
くりひろげられている
殺されそうなほど
殺しそうなほど
今夜も どこかで 誰かが声にならない声をあげている
で ストリートでは「戦争反対」のパレードがあったりして

人間のよくつかうことばとしての愛って 一体 どうなんやろ と思ってしまうね

幼いと いわれようが
過剰であろうと
そのとき むきあわなくちゃならない関係に 必死で
目をむける姿は 胸をうつ

目とは 視覚の目ではなく
こころのひらきかた だと 思う
観音様の目へ しめされた 儀式の棒
息をのむ瞬間だった 

by books131 | 2005-09-24 00:26