<お正月だから許してくださいのスペシャル企画>

2012年1月定例「まちづくりひろば」のご案内
              釜ヶ崎のまち再生フォーラム(事務局長) ありむら潜

<通算161回目 Since 1999>
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<お正月だから許してくださいのスペシャル企画>

ほんとうは社会地理学者・水内俊雄教授の恐るべき“鉄ちゃん”ぶりをあなたはどこまで知っていますか?
~「新今宮駅」「動物園前駅」の「駅舎」「線路」「車両」等々のユニーク・ポイントから出発して、関西各鉄道のおもしろ比較、そして全国へ、海外の鉄道話へと、とてつもないおタクの世界へあなたを誘(いざな)う~

  ゲスト・スピーカー:水内俊雄さん(大阪市立大学都市研究プラザ教授、NPO法人ホームレス支援   全国ネットワーク理事)

<お年玉(運営資金の寄付)贈呈式>
 本年度は、NPO法人ココルームと紙芝居劇グループむすびの2団体に決定。
両団体から「新年のごあいさつと近況報告」をいただきます。特に、「むすび」は今とても苦しい状況で、支援が要ります。
  上田假奈代さん(ココルーム代表)、石橋友美さん(むすびマネージャー)

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■テーマ設定趣旨
 ▽この国でホームレス調査と言えば、水内教授を中心とするチームが一手に引き受け(過ぎ?)ている感があります。つい最近も、毎日新聞12月16日付け朝刊の1面トップ記事が話題になりました。「官民の支援を受けて脱ホームレスを果たした人は全国推計で年間41,000人と判明」という記事です。今回の「定例ひろば」はむしろこの調査報告のほうをメインテーマにすることも考えました。が、それは他シンポジウム等におまかせして、「まちづくりひろば」としては、地味だがホッとするもう一つの側面を、と。
▽このウルトラ多忙の通称ミズッチ先生、ほんとうは恐るべき鉄道おタク(失礼、もはや専門家と呼ぶべき)で、長年の各種ホームレス全国調査に飛び回りながら、同時並行的に、移動中に出会う鉄道の特徴を瞬時に観察してゆき、「鉄ちゃん」ぶりをとてつもない地平に引き上げているようです。
▽例えば、わずか新今宮駅周辺に関してだけでも、当日は次のような設問(これ自体先生によるもの。誰も思いつかない)に見事に答えてくれます。
長文ですが、まあ、とにかくこれ、最後まで読んでください。

1 「新今宮、動物園、南霞町、、、天王寺車庫 なぜ駅名が近接しているのに違うの?」
2 「なぜ阪堺電車は南霞町で地上を走っているのに、そこから土手をあがってゆくの?」
2’「そもそもなんで阪堺電車と南海電車は並行してるの?」
2’’ 「なんで恵美須町で終点なの?」
2’’’「なんで恵美須町、大国町なんて、佳名の駅なん?」
3 「なんで環状線は高架なの?」
4 「なんで南海電車の高架はあんなに高いの、しかもなぜ複々線なの?
   そもそもあの高架って、何歳なの?」
5 「フェスティバルゲートってなんであんな広大な敷地を持ってたの?スパワールドもふくめて」
6 「動物園前の駅の天井はなぜあんなにひくいの?」
7 「堺筋線は天下茶屋方面にはどのように走ってるの?」
8 「なんで天王寺支線なんてあったのかねええ」
9 「JR新今宮の駅はなんで上下でホームの位置がずれてるの?」
10 「今宮戎、新今宮、萩之茶屋 駅間がなんであんなに近いの?」
  「なんで新今宮以外は、南海本線の各駅停車はとまらないの?」
11 「環状線唯一のふみきりって、すぐ近くにあるけど、なんであそこだけが唯一なん?」
12 「なんで(ジャンジャン町の交差点南側のおでん屋)成田屋のあたりの尼平線は狭いの?」
13 まだまだ。以上に加えて、次のような鉄道車両そのものに関しても語られます。
  「加速、インテリア、エンジン音、照明、ドアの開閉音、クーラーの吹き出し口、台車、駅のチャイム」
14 「えーい、ついでに」と挙げられたのがこれです。「ワンステップバスのいろいろ」・・・

言っておきますが、まだ「新今宮駅ネタ」だけなんですよ。すごいと思いませんか。

▽「で、その話を聞いてどうするのか」って?そこですよ、そこ。問題は(笑)。
 たとえば、
(1)生活保護のおっちゃんたちには「地味な日常生活の中にも楽しみがあることを発見する」という課題に応えることにつながります。身近な地下鉄や私鉄・JRの利用時の気持ちが一味違ってきます。
(2)もともと日雇い労働者(およびそのOB)たちは全国各地を仕事を求めて(飯場から飯場へと)鉄道の旅をする(してきた)人々です。日雇いならではの「旅のロマン」があり、「山梨でトンコして山谷まで歩いてな、山谷から新今宮まではテッポで帰ってきたんや。ガハハ」だのと武勇伝を自慢しあう街です。教授の鉄道話を聞いてワクワクしないはずがありません。
(3)ほんとうは、メシより好きなことをしゃべりたかったであろう(じっと我慢していた?)ミズッチ先生を「水を得た魚」にすることができます。こっちにも癒しが必要です。(と言ってもやっぱり新しい調査分析プロジェクトが入り、正月でも超多忙のようです)
(4)その他の人々も、今後電車に乗ることに間違いなく新しい興味が湧いてきます。
(5)大阪市営地下鉄民営化の話などに自分なりの考え方を磨くことになります。

▽以上、これくらい効能を述べれば、もうアナタ、このテーマ設定に納得し、きっと来てくれますよね。
2012年も「まちづくりひろば」をよろしくお願いします。

▽なお、上述の「運営資金の寄付」とは、当再生フォーラムが今年度から開始する『釜ヶ崎地域内各種グループ運営資金寄付事業』のことです。私たちがコツコツと実施しているスタディツァー事業実施等による収益を基金として、当該地域内で意義ある活動をするも経済的に苦しく、ささやかな金額でも支援効果がある(と思われる)団体に対して、再生フォーラムが勝手に寄付(収益還元)を行うささやかな事業です。金額?それは当日の会場で・・。
恒例としてきた炊き出し等3団体への寄付金も今後はこの事業の具体化として位置づけることにしました。

参加予約など不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

             記
▼2012年月1月10日(火) 18:30~20:45
▼西成市民館 3階講堂
(西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300~500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 Fax:06-6641-0297(ありむら宛てと明記)
 e-mail: kama-yan●sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

●●● 当日の進行

1)情報交換会(18:30~)
いつもは、それぞれの生活分野・活動分野から役立ち情報を分け合います。

2)本題  19:00~
  20:45 終了
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by books131 | 2011-12-25 14:17 | イベント転載