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 2011年6月~7月ひろば+シンポジウムのご案内 

   2011年6月~7月ひろば+シンポジウムのご案内 
              釜ヶ崎のまち再生フォーラム       

<1>と<2>の行事はテーマ・報告者ともに最終確定。
<3>の行事は日程&会場&概略のみ確定です。
いずれも、釜ヶ崎のまち再生フォーラムと大阪市立大学都市研究西成プラザの共催です。

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<1> 2011年6月14日(火曜日)18:30~20:45 @西成市民館3階
■定例まちづくりひろば
『大阪市あいりん施策のあり方検討報告書』の解説と討論
~新しいふるさとづくりに向けた『釜ヶ崎まちづくり総合計画』促進シリーズ(その1)~

▽ゲスト・スピーカー
・水内俊雄さん  
(大阪就労福祉居住問題研究会代表、大阪市立大学・都市研究プラザ教授)
・その他同報告書執筆者のみなさん
       
▼内容
大阪市からの委託を受けて、同教授を中心とする大阪市立大学西成プラザが地元関係者たちとともに作成した政策提言集。たとえばこんな話。2010年現在のあいりん地域人口21,874人が、このまま単純に推移すれば2030年にはわずか9,452 人に激減する推計 が成り立つようだ。一事が万事そういう激減の推計になる。もちろん人間は対策を組むのできっちりそのとおりにはならないのだろうけれども、しかしそれにしても、これからどうするのか。行政・住民ともに2030年までをも見据えた大きな展望と足元の課題へのきちんとした対応(まちづくり総合計画)、そのための住民協働の足固めが必要ということになる。その方策をさぐる。


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<2> 2011年7月12日(火曜日)18:30~20:45 @西成市民館3階
■定例まちづくりひろば
もう一つの重要文書『あいりん地域における地域連携方策検討調査業務報告書』の解説と討論~新しいふるさとづくりに向けた『釜ヶ崎まちづくり総合計画』促進シリーズ(その2)~

▽ゲスト・スピーカー
・寺川政司さん  
(仮称萩之茶屋まちづくり拡大会議の事務方担当、CASEまちづくり研究所代表、近畿大学建築学部准教授)
・仮称萩之茶屋まちづくり拡大会議の方々、とりわけ町会関係のみなさん(声かけ予定)

▼内容
 漢字だらけのタイトルとは正反対に実にわかりやすく簡潔な報告書。大阪市計画調整局発行ではあるが、CASEまちづくり研究所が萩之茶屋まちづくり拡大会議の協力を得て、釜ヶ崎(あいりん地域)内の約30団体にまちづくり意識やそのための連携意識を詳細に聴き取った内容の分析など画期的。釜ヶ崎のまちづくりにはまだ諸団体間の疑心暗鬼、暗中模索、分断の恐れが残っている。各団体の連携意識の個別状況・全体状況が鳥瞰的に図表化され、連携のネックになっている事柄の改善方向も提言され、なかなかの感嘆もの。
上記<1>の報告書でも提案されている「釜ヶ崎まちづくり総合計画」へ近づく道として、現在の「萩之茶屋地域まちづくり構想(案)」の住民合意を深め、1~2年後には市へ提出することを提言。そのこと自体で連携を深めること等、具体案がわかりやすく語られている。
「これこそ待たれた報告書だ。私たちも使うが、役所の中の職員たちこそテキストにすべきだ」と絶賛する町会長さんもいる。   

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<3> 2011年7月16日(土曜日)13:30~17:00 @大阪市大西成プラザ
■第1部
「まちづくりひろば」150回超記念シンポジウム
(仮題)新しいふるさとづくりに向けた『(釜ヶ崎)まちづくり総合計画』を考える

    
▽パネラー
・幅広く検討中(地元町会、支援団体・施設、議会、行政関係者)
▽報告者
・水内俊雄さん
「大阪市あいりん施策のあり方検討報告書」提出者、大阪市立大学都市研究プラザ教授
・寺川政司さん 
「あいりん地域における地域連携方策検討調査業務報告書」提案者、近畿大学建築学部准教授
・ありむら潜さん
釜ヶ崎のまちづくりの中での「まちづくりひろば」の役割(ふり返りと今後)
(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)

▼内容
「公園テント問題などで地域が分断されずに進んでいくにはまちづくり総合計画が必要だ」はもともと労働者支援団体・町会など共通の声であったところへ、上記<1><2>の報告書が出た。そこへ東日本大震災後の「新しい国づくり」の各地域版づくりの機運。この風をとらえて、足元の「萩之茶屋まちづくり構想(案)」*を深め共有し、そこから「まちづくり総合計画」へ歩を進める道をさぐる。この遠大なイメージは「新しいふるさとづくり計画」という言葉が似合うのではないか。報告や発言等を通して、そうした新しい釜ヶ崎(あいりん地域)の動きをここで感じとっていただきたい。
ただし、この集いの役割はあくまでも“仮称萩之茶屋まちづくり拡大会議の拡大会議”として、補完役に徹したい。
*一つの成果物として、30数年間閉鎖されてきた萩之茶屋北公園(仏現寺公園)の工事が終わり、近く(愛称)「子どもスポーツ公園」として地域デビュー予定。これは小さく見えて、協働へ向けた大きなできごと。

■第2部
17:30~(そのまま同じ西成プラザで立式で行ないます)
釜ヶ崎のまち再生フォーラム主催「まちづくりひろば」の150回超記念パーティ

会費1,000円(生活保護・失業中等の方々へは配慮します。ご安心を)
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▼会場
 <1><2>は西成市民館
 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
 <3>は大阪市立大学西成プラザ
(西成区太子交差点の南西角にある百円ショップ『フレッツ』の3階。店の中に入って、右側のドアから階段上がる。当日は張り紙で表示あり。エレベーター無し)

▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:<1>~<3>とも資料代として300~500円程度の寄付をいただければ幸いです。

by books131 | 2011-06-10 13:11 | イベント転載