スリランカの内戦後の子どもたちの状況

緊急復興支援として、スリランカやウガンダ、南部スーダンで内戦後の復興を目指す人々、アフリカ諸国で食糧難に苦しむ人々を支援いたします。今日はその中から、スリランカの子どもたちの状況をお伝えします。

 スリランカ北部では25年以上にわたり政府軍と反政府組織の間で内戦が続き、多くの人々が国内避難民となりました。2009年5月の終戦までに30万人近くが避難民キャンプに収容されましたが、同年10月には、ようやく避難民は出身地へ戻ることができるようになりました。

スリランカの子どもたち


破壊された学校
  サニヤは、8歳の女の子、北部スリランカの内戦の激しい地域で生まれ育ちました。内戦中は家族とともに避難民キャンプで過ごし、ようやく家に戻ることができました。「銃声はまったく聞こえなくなったし、シェルターに逃げ込むこともないのがうれしい。よく使った庭のシェルターはもう必要ないので、皆で大騒ぎしながら閉じたの」と微笑みながら話すサニヤは、顔全体が輝いて見えました。

  サニヤの家があるキリノクチはつい先日まで激しい戦闘地帯であり、その名は今でも恐怖をもって語られます。内戦によるもっとも悲しいことの1つは、家や学校、医療施設が破壊されたことにより、子どもたちが恐怖の中で暮らし、健全な成長が妨げられたことです。ここで生まれた子どもにとって人生は内戦の中にあり、家から避難して暮らすことも日常的な行動でした。爆弾が炸裂する轟音は子どもたちの耳にもっとも親しい音であり、シェルターこそ生活の中心だったのです。

  今、銃声が止んで1年がたち、子どもたちは復興と希望という新しい人生を歩み始めました。
  「わたしたちが戻ったところは空っぽの村でした。家は完璧に破壊されていて、すべてが打ち倒され、木々は荒れ放題でした。でも私たちは帰れたことがとてもうれしかったのです」とダニラ(18歳)が言います。ダニラは、学校で授業が再開されるときを待っている今、自宅で近所の子どもたちを集め、勉強を助けています。
  すべての内戦や災害において真っ先に影響を受けるのは子どもたちですが、子どもたちは同時に復興と癒しのための驚くべき可能性を持っています。彼らの抱く希望は、彼らの笑顔のように人々にひろがって行きます。
 
  人々は、子どもたちの純粋な希望に勇気付けられながら、再建を始めています。しかし破壊された井戸や道路などの大規模な公共施設の修復は、どうしてもワールド・ビジョンのような団体の支援が必要となります。そして、ワールド・ビジョンは、スリランカ政府より国内すべての地域で活動が許可された数少ない支援団体なのです。
  銃声の代わりに、再建の槌の音を響かせたい。人々の再建作業への参加は、収入につながり、子どもたちの教育や健康の基礎となります。皆さまの募金は、人々に農業用具や家畜となって提供されるだけではなく、再建作業に参加した人々の賃金となります。ご協力をお願いします。



皆さまの募金で、スリランカで例えば次のような支援が可能となります。
1,500円で
鶏(ひよこ)の餌23kgを、支援できます。
約100羽の1カ月分の餌となります。
3,000円で
生後1カ月の鶏を11羽、支援できます。
育てて増やせば、子どもたちの貴重な栄養源となります。
5,000円で
労働を提供した約10人に一日分の賃金を支援できます。
7,000円で
予防接種済みのヤギを一匹支援できます。
乳が貴重な栄養源となります。




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by books131 | 2010-07-01 22:46 | イベント転載