ホセ・マセダの音楽実践と思想

◇第2ユニット講演会◇

講 師 : Arsenio Nocolas (フィリピン大学教員 音楽考古学・人類学)
題 目 : ホセ・マセダの音楽実践と思想
日 時 : 2010年6月9日(水)13:00-14:30
場 所 : 高原記念館研究棟1F

フィリピンの作曲家ホセ・マセダ(1917-2004)は最初、ピアニストとして活躍し、パリに留学。後にアメリカにて民族音楽学の博士号を取得。フィリピンに帰国後、国内の諸島の音楽を調査。そのなかから、西洋音楽とは異なる音楽行動、音楽構造の原理を抽出し、多人数で演奏する独特の音楽スタイルを作り上げた。主な作品に、116人の楽器演奏者、100人の合唱と25人の男声のための「パクサンバ」(Pagsamba, 1968年)、100台のカセットプレイヤーのための「カセット100」(Cassettes 100, 1971年)、20のラジオ局のための「ウグナヤン」(Ugnayan, 1974年)、数百人から数千人のための「ウドゥロッ・ウドゥロッ」(Udlot-Udlot, 1975年)、10のフルート、10のバリンビン、10の平面ゴングのための「スリン・スリン」(Suling-Suling, 1985年)など。
本講演では、彼のいくつかの作品を概観しながら、その音楽思想について語られます。そこには、アジア的な人間・社会関係を基礎とした、ユニークなコミュニケーションの構造が現れてくるでしょう。
[PR]

by books131 | 2010-06-10 19:48 | イベント転載