霜田誠二さんからのメール

実は配布し始めたニパフ'10のチラシやポスターには、海外9名、国内19名の 名前しか載っていない。でも実際は、以下の通り。

このところ毎年2-3名はニパフに招待を続けていたミャンマーからのアーテ ィストに関して、今回は財政面で諦めるつもりであったが、ミャンマーに行っ た事がある国内アーティストや前回来た時の強烈な印象をサンウーから得た人 達が寄付を申し出てくれて、サンウーに2回目のニパフに来てもらう事になっ た。

もちろんミャンマーのアーティストにこだわって来た私としては、大喜びで連 絡をしたら彼からすぐさま連絡が来た。喜んでニパフのアートの幸せの旅に行 くと。

国内のアーティストで20番から24番に名前を連ねている5名は、全員が現役の 学生(多摩美2名、東京造形、武蔵野美大、慶応大)で、2週間前に東京で行 なった私のワークショップの受講生達だ。たった3日間のワークショップだけ れど、様々な映像を見せたり話をしたり実際の演習を重ねて、最後の発表会は みな素晴らしい発表をした。

ワークショップをやっていて、今年は特に大阪ー台北ーチタゴンー東京と2月 から3月に行なった時もそうだったけれど、今回の2回目の東京もこの表現の 持つ力を感じずにはいられなかった。最初は困惑の表情を見せながらも、最後 にはみな晴れ晴れとした顔になる。見た事もない表現を発明し、発表する。

それを私は「復元力」と呼んだ。みなが元々持っていた力に気付いてていく過 程をまじかで見られるのは、実は体力がいるのだけれど、やりがいのある事だ った。

そしてこの5名は、もっとこの表現をやってみたいとニパフへの出演を希望し た。彼等が今から本番の出番まで過ごす時間が、彼等のニパフ体験であり、自 分を更に知って行く時間だと思う。海外からの計11名がやって来る6月5日に なれば、彼等は力強い味方がさらに来てくれた事に気が付き、思い切って本番 の出番に向かって行くだろう。

実は他にも大阪の2月のワークショップ受講生達もいる。何故これほどワーク ショップの力があるのだろうか。元々人間が持つ想像力と想像力は、こんなも のだ。この勢いがあるかぎり、私達はちょっとの事では負けないのだ。

慌てて、サンウーと5名の紹介の小さな紙片を印刷して、昨日新宿のミーティ ングでチラシにホッチキスで留めた。明日は大阪に向かいます。明後日から大 阪の第2回目のワークショップの開始です。

格安バスで大阪に行って、西成の格安ホテルに泊まって受講に来て下さい。き っと新しい自分と、とびきりの友人達に出会えます。アートという友人に。

ニパフ霜田誠二

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第17回日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル;ニパフ10
◆出演アーティスト
[海外]
1モニカ・ギュンター&ルイディ・シル(スイス、チューリッヒ、女&男、全カ所)
2ミラン・アダムチェック(スロバキア、ポドホリエ、男、全カ所)
3ネメーレ・ケレッシ(ルーマニア、トランシルバニア、男、全カ所)
4ムーヒェ(韓国、ソウル、女、全カ所)
5アブ・ナセール・ロビ(バングラデシュ、チタゴン、男、全カ所)
6ブ・ドゥック・トアン(ベトナム、ハノイ、男、全カ所)
7インデル・サリム(インド、デリー、男、全カ所)
8カロリーナ・カヌル・コエリョ(メキシコ、メリダ、女、全カ所)
9ラッケル・アロウホ(メキシコ、メリダ、女、東京のみ)
10サンウー(ミャンマー、ヤンゴン、男、全カ所)

[日本](出演地)
1霜田誠二(全カ所)、2黒田オサム(全カ所)、3大池公二(全カ所)、4 大橋範子(全カ所)、5広瀬真咲(全カ所)、6永井可那子(全カ所)、7尾 花藍子(全カ所)、8イシワタマリ(全カ所)、9正田ユミ子(東京、大 阪)、10倉田めば(東京、大阪)、11寺尾晴美(東京、長野)、12御須玲央奈 (東京、長野)、13犬飼美也妃(大阪、長野)、14鈴木文平(大阪、長野)、 15北澤一伯(東京)、16関谷泉(東京)、17門倉緑(東京)、18machi/(大 阪)、19竹中康宏(大阪)、20新井祥也(東京、大阪)、21手塚雄大(全カ 所)、22田中良典(東京)、23杉政なつみ(東京)、24新保奈未(東京)
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[霜田誠二パフォーマンス・アート・ワークショップ・イン大阪 第2弾]

○会期・会場
会期:5月21日(金)22日(土)23日(日)
会場: 西成プラザ(大阪市西成区太子1-4-3 太子中央ビル2F、地下鉄「動物 園前」7番出口、JR「新今宮駅」東口下車徒歩1分)

○開催時間・受講料
5月21日(金)受講料2,000円(学生1,800円)
 ■第1講:午後7時から午後9時半 講座&演習  

5月22日(土)受講料3,000円(学生2,500円)
 ■第2講 午前11時から午後2時 講座&演習 
 ■第3講 午後3時から午後5時半 演習

5月23日(日) 受講料3,000円(学生2,500円)+発表会出演費2,000円(学生1,800円)
 ■第4講 午前11時から午後2時 講座&演習
 ■第5講 午後3時から午後5時半 演習

 ■第6講 午後7時から午後9時半 発表会

★受講料:ワークショップ全受講の方は割引あり
一般10,000円を9,000円 学生8,600円を8,000円。
★一日単位の受講も可能。
講座では、映像による各国のパフォーマンスの紹介+トーク
演習では、各自がテーマに沿ってパフォーマンスを行っていきます。
発表会では、各自10-15分の作品を観客の前で発表します。

[公開イベント]
5月22日(土)
午後7時~9時
会場:西成プラザ
◆ビデオ上映会「パフォーマンス・アートの直接哲学(フィロソフィー・ディ レクト)」 解説:霜田誠二
上映作品(時間の都合上、部分上映になります)
1ジュリアン・ブレン(フランス)2ジョン・ジョルノ(アメリカ)3ラリー ・ミラー(アメリカ)「サム・フルクサス」4イシュトバン・カントール(カ ナダ)5エレーナ・テハーダ(コロンビア)6ミッシェル・ジロー(フラン ス)他
★入場料:一般1,200円、学生1,000円(予約200円引き)

5月23日(日)
会場:西成プラザ
◆第1部(午後7時~午後7時30分):
霜田誠二ビデオ・レクチャー「第17回ニパフと、世界のパフォーマンス・アート」
◆第2部(午後7時40分から午後9時まで)
ライブ・パフォーマンス 出演:霜田誠二とワークショップ受講生全員
★入場料:一般1,800円、学生1,500円(予約200円引き)

受講申込、問合せ:E-mail: nipaf@avis.ne.jp、090-1652-9127

受講希望の方は、直接会場に来てもらっても良いですが、なるべく事前に申込 をして下さい。

主催:日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル(ニパフ)実行委員会
協力:大阪市立大学都市研究プラザ、ココルーム

★霜田誠二(1953年生れ)は、1970年から詩を書き始め、1975年にパフォーマ ンスを始め、1982年からは海外でも活動を始め、これまでに50カ国以上の数百 の国際フェスティバルに招待されている。1993年から開始したニパフを東西の 架け橋として機能させ、アジアにこの分野を普及させた功績は高く評価されて いる。最近はこの分野の教育者としても、各国で多くの実績を積んでいる。詩
人。ニパフ代表。武蔵野美術大学非常勤講師。香港アジア・アート・アーカイ ブ(A.A.A.)国際アドバイサー。マカオ美術館「中国行為芸術資料展」常任最 終選考者。2000年ニューヨーク・ベッシー賞(パフォーマンス・インスタレー ション・メディアアート部門)受賞者。
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by books131 | 2010-05-19 19:37 | イベント転載